パターがショートする原因はこれだ!「届かない恐怖」を消し去るメンタル克服法

「今のパット、もう少し強く打っていれば確実に入っていたのに…」 ゴルフのラウンド中、カップの手前でボールが力尽きるたびに、誰もが心の中で叫んでいる言葉です。

「届かなければ、絶対に入らない(Never up, Never in)」というのは、ゴルフ界の有名な格言です。分かっているのに、なぜ私たちはいつもパターをショートさせてしまうのでしょうか?

実は、アメリカの統計データによると、プロ・アマ問わず、パッティングの実に90%がショートしているという衝撃的な事実があります。

この「9割ショートする問題」の裏には、私たちの脳にプログラミングされた根深い「恐怖心」が隠されています。

今回は、名作ゴルフ漫画『ゴルフは気持ち』第20話「パットの秘密」から、その恐怖心をクリアにし、しっかりとカップをオーバーする強いパットが打てるようになる「思考の転換法」をご紹介します。


なぜ「強く打つ」のがこれほど難しいのか?

パットがショートする最大の原因は、技術的なストロークのミスではありません。私たちの心が引き起こす「外した後のリスクに対する恐怖」です。

グリーン上でアドレスに入ったとき、私たちの頭には無意識に次のような「ネガティブな想像」が浮かびます。

  • 「強く打ってカップを大きくオーバーしたら、返しのパットも外して3パットになるかも…」
  • 「下り傾斜だから、少しでも強いとグリーンの外まで転がってしまう…」

このように、「外した後のピンチ」を恐れるあまり、身体は無意識にブレーキをかけます。その結果、パターを振る手が緩み、カップの遥か手前で止まる「ショート」が量産されるのです。

つまり、パットのショートは、「慎重に寄せようとした結果」ではなく、「恐怖に身体がすくんだ結果」生じている現象なのです。


「90%がショートする」という現実が示すこと

プロゴルファーや上級アマチュアであっても、この「躊躇」から完全に逃れることはできません。だからこそ、「90%がショートする」という統計結果が出ているのです。

このデータが教えてくれるのは、「人間である以上、完璧に恐怖をコントロールしてまっすぐ強いパットを打ち続けるのは不可能」だということです。

「もっと練習して、まっすぐ打てるようになれば恐怖が消えるはず」と考えるのは順番が逆です。 どれだけ練習を重ねても、本番のプレッシャーのなかでは必ず「恐怖」が首を鎌首をもたげます。

必要なのは、技術の習得ではなく、恐怖を受け入れた上で「思考のスイッチ」を切り替えることです。


恐怖を消し去る「運任せパット術」の3ステップ

漫画『ゴルフは気持ち』が提唱する、ショート病を根本から治療する秘策。それは「パットはすべてツキ(運)しだい」と脳をハッキングすることです。

「自分の実力で入れよう」とするから、プレッシャーがかかり手が動かなくなります。 「入るのも運、外れるのも運。運が良ければ入るさ!」と決めてしまえば、外れたときの後悔や恐怖から解放されます。

この「運任せ」マインドを身につけるための具体的なステップを紹介します。

ステップ1:「運を天に任せる」呪文を唱える

アドレスに入ったら、「入るかどうかは今日のツキ次第。とりあえず打とう」と心の中で(あるいはボソッと口に出して)唱えます。これにより、脳が「結果の責任」から解放されます。

ステップ2:ロングパットは「寄れば超ラッキー」

10メートル以上のロングパットでは、「3パットを避けよう」と縮こまるのが最悪です。「運が良ければ寄る!」と気楽に構え、カップ周辺の広いエリアに「運良く止まってくれ」という気持ちで、躊躇なくストロークします。

ステップ3:「ショートはノーカウント」と決める

練習グリーンやラウンド中、ショートしたパットは「打たなかった(挑戦すらしていない)もの」と見なしましょう。 「外れるにしても、カップの後ろまで届かせる。そこからが運の勝負だ」という意識を持つだけで、ストロークは劇的に力強くなります。

パッティングがいつも手前で止まってしまうあなた。 技術や道具のせいにするのはもうやめましょう。次のラウンドは「運が良けりゃ入る!」と開き直り、カップの向こう側の壁にぶつけるような強い気持ちで、パターを振ってみてください!

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