体脂肪の原因は『脂質』より『糖質』?太るメカニズムとインスリンの正体を徹底解説【内臓脂肪の話】

脂質より糖質のほうが体脂肪になりやすい

「体脂肪がたまる食事」と聞くと、「脂質」をイメージする人は多いのではないでしょうか。もちろ
ん脂質のとり過ぎは体に脂肪がたまる原因になるのですが、それよりも問題なのは「糖質」のとり過ぎです。脂肪の原料は脂質と糖質で、実は糖質のほうが脂肪になりやすいのです。

ごはんやパン、パスタなど糖質がたっぷり含まれた食事を食べると、血液中の糖(血糖)の量である血糖値が上がります。するとインスリンというホルモンがすい臓から分泌され、血糖を筋肉細胞にとり込んで血糖値を下げようとします。とり込まれた血糖はエネルギー源となったあとグリコーゲンとして蓄えられますが、使いきれなかった血糖は脂肪細胞にとり込まれて中性脂肪(体内でエネルギーとして使われる脂肪)に合成されてしまいます。これが増え過ぎると内臓脂肪や皮下脂肪などとなって蓄えられるのです。

また、体内にとり込まれた糖質と脂質は、肝臓に送られ中性脂肪が合成されます。中性脂肪は血液中を流れて各器官に運ばれ、エネルギーとして消費されるのですが、使いきれなかった中性脂肪も蓄えられます。

つまり、糖質や脂質(特に糖質)をとり過ぎた状態で、体を動かさずにエネルギーをあまり消費しない生活を続けていると、脂肪がどんどん蓄積されていくというわけです。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』著/栗原毅

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【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
著:栗原毅

シリーズ累計発行部数150万部突破!ダイエットでも健康でも超重要な『内臓脂肪』をテーマに、速攻で落とせる方法を医師が解説する図解シリーズ最新作!新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入や、不要不急の外出など、何かと家にいる時間が多くなっているため、運動不足や食事量の変化により、肥満になって健康状態が悪化してしまう人も多くいます。そこで問題なるのが『内臓脂肪』。ゆるキャラみたいなかわいいぽっこりおなかになってきた……と悠長に考えている場合ではありません。内臓脂肪の増加は見た目の変化だけでなく、放置すると健康状態に様々な悪影響が出てきます。本書ではそんな内臓脂肪が増えてしまう理由から、速攻で落とす食事法まで、すぐに使える超実用的な情報を幅広く紹介します。『内臓脂肪の前に脂肪肝が問題』『内臓脂肪を減らすには緑茶を飲むのが最短ルート』『お酒を飲みながら内臓脂肪を減らす方法』など、今日から使える知識が満載です!痩せたい、健康になりたい、家族の健康が気になる、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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