【名匠の本音】88歳リドリー・スコット監督「手掛けた映画は外したことがない」と語る理由

『エイリアン』や『ブレードランナー』などの名作を手がけたリドリー・スコット監督(88)が、自身を「映画界のインフルエンサー」と自認していることを明かした。過去の成功に甘んじることなく時代を先取りし続ける独自のアプローチや、ヒュー・ジャックマンの出演が決まっている新作映画『宝島』など、今後の挑戦について語った内容をお伝えします。

リドリー・スコット監督、「映画界のインフルエンサー」を自称

 『エイリアン』『ブレードランナー』などで知られるリドリー・スコット監督(88)は、自身を映画界における「インフルエンサー」と考えているという。常に「時代の一歩先を行く」存在と自認しているスコット監督だが、ハリウッドでの精力的な活動について、過去の成功パターンに頼るのではなく、新しく興味深い物語を伝えたいと強調した。

©BANG Showbiz
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 英ザ・タイムズ紙に対し、スコット監督は「現在の映画界は森での少女殺人事件、優秀なFBI捜査官、あるいはスーパーヒーローばかりだ。冗談じゃない。もっと語るべき物語があるはずだ」と語る。

 更に「過去の作品を繰り返したくはないし、手掛けた映画はどれも外したことがない。常に時代に先駆けてきたし、先駆者であるならインフルエンサーと言えるだろう。自分は単なる映画監督ではなく、インフルエンサーだ」と続けた。

 更に、まだ挑戦していないジャンルについても言及し、ミュージカル映画を監督してみたいという。「西部劇はやったことがない。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名作小説を映画化する『宝島』にはヒュー・ジャックマンを起用した。ミュージカルもやりたいし、アフリカゾウについての素晴らしい映画も作りたい」

 なお、ヒュー・ジャックマンは、スコット監督が手掛ける新作映画『宝島』で伝説の海賊ロング・ジョン・シルバーを演じる予定だ。脚本はドラマ『アドレセンス』のジャック・ソーンが担当する。

 1883年の発表以来1億部以上を売り上げ、50以上の言語に翻訳された『宝島』は、伝説の埋蔵金の地図を発見した少年ジム・ホーキンスが危険な航海に出かけ、ロング・ジョン・シルバーとの命がけの知恵比べに巻き込まれていくストーリーを描く。

 スコット監督は以前、ジャック・ソーンが手掛けたヒットドラマ『アドレセンス』に出演した若手俳優オーウェン・クーパーをジム・ホーキンス役に起用したいと明かしており、ヒュー・グラントの参加も希望していた。

 エンタメサイト「コライダー」に対し、スコット監督は「ヒュー・ジャックマンが出演する。『アドレセンス』の少年や、ヒュー・グラントの参加も期待している」と語り、『宝島』の撮影開始時期を11月に設定していることも明かした。

<文:BANG Showbiz>

ハリウッドの第一線で精力的に作品を生み出し続け、今なお「先駆者」としての誇りを持ち続けるリドリー・スコット監督。ミュージカルや新ジャンルへの意欲も示す名匠が、11月撮影開始の『宝島』をはじめ今後どのようなエンターテインメントを届けてくれるのか期待が高まります。

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