「雨の日は体が重い、何もしたくない」梅雨特有のだるさと心の関係【デトックス・ジャーナリング】

『精神科医による感情を手放してラクになる デトックス•ジャーナリング』スペシャル連載vol.8
2026年消費トレンドに、メンパ(メンタルパフォーマンス)があげられ、AI時代、インプットが多い時代…だからこそ、「書く瞑想」ジャーナリングが流行中です。
本書は約1.5カ月でたちまち3刷重版決定!特徴的なのは精神科医の視点でジャーナリングの有用性を語っている点。多くの人が抱える「疲労感」の正体を「心のエネルギー不足」と解説し、そのケア方法としてジャーナリングを提案しています。
納得感があり、実践的とあって、大反響となっています。
本記事は、本書を出典元とした再編集記事をシリーズにて12回連載いたします。
梅雨のだるさの本当の理由は?
朝起きても体が鉛のように重い。
なんだか気分がどんよりして、やる気が出ない。
梅雨の時期になると、そんな「憂鬱さ」に悩まされていませんか?
「気合いが足りないのかな」
「怠けているだけかも」
と自分を責めてしまうかもしれません。
それは天気のせいだけでなく、溜め込んだ心の疲れが顔を出しているのかもしれません。
だるさは「心のエネルギー不足」のサイン
「常に、時間がない」
「今日も、何もしたくない」
そんなふうに感じるのは、
生きるためのエネルギーが枯渇している状態かもしれません。
私たちは日頃、無意識に感情を抑え込み、過緊張の状態で生きています。
気圧の変化や日照不足が重なる時期は、
心身のバランスが崩れやすく、心の奥の「闇や影」が表面化しやすいのです。
「生産性のない時間」が心を回復させる
現代人は、「何もしない時間は無駄だ」と焦ってしまいがちです。
タイパ(時間対効果)を気にして、常に何かを入力(インプット)していないと不安になる。
しかし、美しい雨音を聞きながらぼんやりする時間こそが、
疲れた脳と心を回復させる恵みの雨になります。
人間の感情を処理するには、効率化できない「余白」の時間が必要なのです。
効率を追い求めるのをやめて、
今だけは自分に「何もしないこと」を許してあげましょう。
体の感覚を言葉にして、心を休ませる
重い体を無理に動かそうとせず、
今の感覚を言葉にしてみましょう。
「頭が重い」「足がだるい」「お腹が冷えている」。
体の声をノートに書き出して言語化するだけで、
脳は「気づいてくれた」と安心し、
フッと緊張が解けていきます。
これは、デトックス・ジャーナリングのほんの入り口です。
続いて、自分の思い・気持ちについても書き出してみましょう。
梅雨のだるさは、心を休めるための優しいサインなのです。
アウトプットすることで、心の余白を作りましょう。
次の予定記事 ☞ 「雨の週末、おうちでできる心のデトックス」初めてのジャーナリング
今こそ、精神科医による『感情を手放してラクになる デトックス•ジャーナリング』
頭の中でぐるぐると渦巻く形のない感情を、文字や線などの「目に見える形」にして、ありのまま紙の上に出すことを「ジャーナリング」といいます。
誰にも見せないノートとペンを用意して、心に浮かぶことをただ書き出すだけのシンプルな方法ですが、これが一番安全で、驚くほど心が軽くなるデトックスになるのです。
ノートはあなたを絶対に否定しません。
「悲しい」「寂しい」「つらい」……そんなネガティブな気持ちが溢れてきても、フタをせず、そのまま書き出してみてください。
本書は、ジャーナリング・デトックスを精神科医が丁寧に指南する心の回復法を余すことなく解説した一冊。



【出典】『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』著:長沼睦雄
【著者紹介】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了。その後、障害児医療分野に転向し、道立札幌療育センターにて14 年間児童精神科医として勤務。平成20 年より道立緑ヶ丘病院精神科に転勤し児童と成人の診療を行う。平成28 年に帯広にて十勝むつみのクリニックを開院。急性期の症状を対症療法的に治療する西洋医学に疑問を感じ、HSP・アダルトチルドレン・神経発達症・発達性トラウマ障害・慢性疲労症候群などの慢性機能性疾患に対し、「脳と心と体と食と魂」をつなぐ根本治療を目指す統合医療に取り組んでいる。
『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(共に永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』『10 代のための疲れた心がラクになる本』(共に誠文堂新光社)、『その、しんどさは「季節ブルー」』(日本文芸社)など著書多数。
「春先はいつもイライラして、眠れない」
「雨が降る前は、決まって頭が痛い」
「秋になると、理由もなく気分が落ち込む」
「寒い冬はずっと気分が鬱々としてしまう…」
毎年やってくる季節の変わり目の不調。
過敏性研究の第一人者である著者が、西洋医学の豊富な知識で不調の「正体」を解き明かしながら、
東洋医学の知恵を用いて、あなたに寄り添う1冊です。


【書誌情報】
『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』
著:長沼睦雄
「しっかり休んでいるつもりなのに、疲れがとれない。」
「小さなことですぐに落ちこんでしまう。」
「頑張っているのに、空回りして上手くいかない」
そんな状態が続くとき、私たちはつい「もっと休まなきゃ」「前向きにならなきゃ」と自分を励まそうとします。
けれど、それでもラクにならないのはなぜでしょうか。
もしかしたら、その原因は、心の奥にしまい込んできた〈闇〉や〈影〉――
つまり、ふたをしてきた本音や感情にあるかもしれません。
怒り、悲しみ、不安、嫉妬、あきらめ。
感じてはいけないと思ってきた感情ほど、気づかないうちに心のエネルギーを消耗させていくのです。
そんなときに役立つのが、感情を紙に書き出す「ジャーナリング」。
誰にも見せないノートに、評価も正解も求めず、ただ今の気持ちを書いていくことで、心の奥に溜まったものが少しずつ流れ出し、不思議なほど心と体が軽くなっていきます。
本音を出すだけで、心は回復する。
ジャーナリングは、つい頑張りすぎてしまう人のための、
「書いて、出して、軽くなる」
感情デトックスというセルフケアです。
初めての方でも大丈夫。
この本は、「整えようとしない」「頑張らなくてもいい」、やさしいスモールステップで構成されています。
常時接続の現代だからこそ、自分とだけつながる時間を大切にすることで理由のわからないつらさが消え、他人の声に振り回されなくなります。
疲れきった毎日から抜け出し、本来の自分に戻るための1冊です。
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