フォアグラもキャビアも全部フェイク!? 1晩500万のフレンチに隠された秘密とは?

数ある料理マンガの中でも、独特のダークヒーロー感と確かな料理の知識で根強い人気を誇る『ザ・シェフ』。

主人公の「幻の料理人」こと味沢匠は、依頼人の希望に応じてどんな料理でも作り上げます。

今回は、味沢の”恐るべき料理技術”が爆発したエピソード第12話「イミテーション②」の見どころを解説します。

舞台は豪華パーティー!1晩500万円のディナー

天才シェフ・味沢匠の報酬は常に法外です。

今回描かれたパーティーでも「今夜は一晩に500万も超一流の味をぜひ味わわせてもらおう」と参加者が語るほど。

招待客たちは、味沢が提供する極上のフランス料理に「これはうまい」「さすがだ」と感動しきりです。

衝撃の種明かし!一流の舌を騙した「イミテーション料理」

しかし、このエピソードの真骨頂はここからです。味沢の料理に感動していた客たちに対し、彼は衝撃の事実を告げます。

「キャビアもフォアグラもトリュフも…すべて本物ソックリに作ったコピー食品です」 なんと、超一流の舌を持つセレブたちが食べていたのは、すべて代替品で作られたフェイク料理だったのです。

イワシなどの大衆魚を使ったキャビア風食品や、ゼラチンと海草で作ったイクラ風食品など、味沢の常人離れした技術が光ります。

なぜ味沢は「偽物」を作ったのか?

プライドの高い天才シェフが、なぜわざわざ「コピー食品」を作ったのでしょうか?

実はこのパーティーには、女性の純情を弄びお金を巻き上げる「結婚詐欺師」が潜んでいました。

味沢は、本物と偽物の区別もつかない詐欺師の薄っぺらさを暴くために、あえて極上の「イミテーション」を用意したのです。

「あなたには偽造品がよく似合う」

料理の腕だけでなく、料理を通して人間の本質を炙り出す味沢匠。単なるグルメマンガの枠に収まらない『ザ・シェフ』の奥深い魅力を、ぜひ本編で味わってみてください。

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<第1話:幻の料理人①>を読むにはこちらから
https://love-spo.com/article/the-chef_001

『ザ・シェフ』次回へ続く!

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【書籍情報】
『ザ・シェフ』
原作:剣名舞
劇画:加藤唯史

法外な報酬を要求するが、依頼人の希望に応じて料理を作り上げる天才シェフ・味沢匠(あじさわ・たくみ)の活躍を描いた料理劇画。石油産出国であるパミール王国でその全権を握る大臣は、外務省関係者がもてなす帝都ホテルの晩餐をほとんど食べ残して帰る。そこで「幻の料理人」と呼ばれる天才シェフ・味沢匠が、大臣を満足させる晩餐を作るように依頼されるが、味沢はその報酬として500万円を提示して……!?

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