精神疾患が18年で2.6倍に急増?20人に1人が悩む現代日本のメンタル事情と「厚生労働白書」が示す実態【眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話】

20人に1人がメンタル不調?精神疾患患者が18年で2.6倍に増えた理由

子どもから大人まで!悪化する現代人のメンタル事情

20人にひとりがメンタル不調

16年間で約2.6倍に。精神疾患の外来患者数が急増している実態

『令和6年版厚生労働白書』によると、精神疾患を有する外来患者数は2002年は約224万人でしたが、2020年には約587万人と、16年間約2.6倍に増加しています。

日本の人口の約4.7%、「20人に1人」が心を病む時代へ

586万人というのは、日本の総人口の4.7%に相当する数字で、およそ20人にひとりが何らかの精神疾患を抱えている計算になります。現代はそれだけ心を病んでいる人が多いというわけです。

なぜ現代人のメンタルは悪化しているのか?主な3つの要因
コロナ禍による「交友・余暇の制限」と孤独感

では、なぜこんなにメンタル事情の悪い人が多いのでしょうか?要因のひとつとして、2020年初頭に感染がはじまった新型コロナウイルスによって外出が制限され、友人たちとの交遊や家族との余暇を楽しめなくなったことなどが、メンタルにさまざまな悪影響を与えたことは間違いないでしょう。

人口減少と労働環境の激変が招くストレス

また、現代の日本は、変化の時代を迎え、ストレスあるいはストレスの原因となるものが多くなっていることもあげられます。これまでの日本は、人口が多く、経済大国として強気で攻められる勢いがありました。

IT化・多文化共生への適応という「変化の負荷」

ところが、人口が減少したことで労働人口も減り、高齢者もどんどん働けなくなってきているため、外国人労働者の受け入れ、IT化の促進など、いろいろな部分が変わらざるを得ない状況です。

環境の変化というのはストレスとなるため、大きな変革の時期を迎えている日本人は、大きなストレスを抱えているのだと考えられます。

メンタルに問題がある人は18年間で約2.6倍に増加

精神疾患を有する外来患者数

疾患別の内訳:どのような心の病が増えているのか?

2020年 精神疾患を有する外来患者数( 疾患別内訳)

※グラフ出典『令和6年版 厚生労働白書』、出典『令和6年版 厚生労働白書』

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話』監修:益田 裕介

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厚生労働省によると、精神疾患のため医療機関に通院や入院している人は、年間約420万人いるとされており、5人に1人は一生の間に何らかの心の病にかかると言われています。
その精神疾患のなかでも最も多いのがうつ病などの気分障害。
一度精神に不調をきたすと回復が容易ではないため、日頃から心を安定に保つための“メンタルマネジメント習慣”が大切です。

メンタルと一口にいっても、症状や悩みは人によってさまざま。
例えば「気分に波があって感情をコントロールできない」、
「仕事に対するやる気やモチベがまったくない」、
「やったことのない新しいことに挑戦するのがこわい」、
「褒められても、好きなことをしても満たされない」、
「いつも何かに追われて不安を感じる」などなどなど……。

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