LOVE SPORTS

  • HOME
  • 書籍
  • 怖い病気を引き起こす?!ドロドロ血液になる4つの大きな原因とは?【図解 血管・血液の話】

怖い病気を引き起こす?!ドロドロ血液になる4つの大きな原因とは?【図解 血管・血液の話】

Text:著者:栗原 毅 栗原丈徳

怖い病気を引き起こす、ドロドロ血液になる4大原因【図解 血管・血液の話】

4つの原因を排除すれば血液サラサラに

血管を老化させるもう1つの要因は、「ドロドロの血液」。血液がドロドロになる原因は色々ありますが、なかでも影響が大きいのが「糖」「中性脂肪」「ストレス」「歯周病菌」の4つです。

まず、「糖」は体を動かすエネルギー源となる栄養素で、生命活動に欠かせないものです。しかしとりすぎは禁物。血液がネバネバになって流れが悪くなり、血管を詰まらせることも。慢性的に血中の糖が多い状態だと、糖尿病へと発展します。

「中性脂肪」は、糖が不足したときの代替燃料として使われるほか、体温を保ったり、内臓を正しい位置に固定したりといった重要な役割を果たします。ただし増えすぎると、使われなかった中性脂肪が体脂肪となって内臓や皮下に蓄積し、血液中に溶け出すことで血液を汚してしまいます。

怖い病気を引き起こす、ドロドロ血液になる4大原因【図解 血管・血液の話】

また、「ストレス」も血液にダメージを与えます。その影響は思いのほか大きく、強いストレスは血液を瞬間的にネバつかせ、流れを悪くします。

さらに近年の研究では血液を介した「歯周病菌」の影響も指摘されています。歯茎から血液に入り込んで全身を巡り、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞の原因になることが明らかになってきました。

以上のような原因で血液は汚れてドロドロになりますが、ひと口にドロドロといっても4つの原因によって汚れ方はさまざまです。次からは、原因別に血液の状態を見ていきましょう。

4つの原因を排除すれば血液サラサラに【図解 血管・血液の話】

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 血管・血液の話』

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 血管・血液の話』
著者:栗原 毅 栗原丈徳
著者プロフィール
栗原 毅:1951年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。

累計300万部突破!『眠れなくなるほど面白いシリーズ』の健康最新作!血液と血管が若返る&健康に維持するコツを専門医がしっかり解説!
日々の乱れた食生活や運動不足、肥満などをはじめ、さまざまな原因でドロドロになってしまう血液。「なんとなくダルい」「寝ても疲れが取れない」「むくみや冷えにずっと悩んでいる」などを感じている人は、血液の状態が悪くなっている可能性も。そのままの状態にしておくと動脈硬化になり脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めたり、血流が悪くなることで認知症などにも影響を及ぼすと言われています。人生100年時代と言われる昨今、大病せずに健康寿命を全うするためには、血液をサラサラに保っておくことが中高年以降は必須です。本書では肝臓専門医で『血液』の専門家でもある著者による、血管と強くして血液をサラサラに保つ簡単な方法をこれだけやっておけば大丈夫、という厳選したメソッドで紹介します。『血液をきれいにする歯磨き』『酢トマトを食べる』など誰でも簡単にできて効果絶大なものばかり。血圧、中性脂肪などが高い方をはじめ、いつまでも病気知らずで若々しくいたい方など、あらゆる人に読んでいただきたい一冊です。

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内