書籍

張飛が督郵を鞭打ち、劉備ら出奔【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 黄巾賊の鎮圧後、忘れられた憾みのあった劉備にも、ようやく冀州中山国安喜県の尉に任命の汰が下った。劉備は、関羽、張飛ほか二十名ほどの兵士を引き連れて安喜県に赴任する。このときの劉備の治世は、庶民 […]

敬う心を持てない人を友達にするな。過ちを犯したら弁解などしてはいけない、過ちの後が大切な理由とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、君子(くんし)は重(おも)からざれば即(すなわ)ち威(い)あらず。学(がく)も即(すなわ)ち固(かた)からず。忠信(ちゅうしん)を主(しゅ)とし、己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)と […]

朝廷混迷が群雄台頭のお膳立て【図解 三国志】
群雄割拠の時代へ さしもの威勢を誇った黄巾賊ではあったが、首領の張角が病死し、張梁は皇甫嵩に討たれた。張宝も朱儁に押しまくられ、命惜しさの賊将の一人に刺殺された。こうして中平元年(184)二月に蜂起した「黄巾の乱」も、そ […]

1日の終わりに反省する謙虚な気持ちが大切、反省する三つのこととは?【論語】
曽子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日(ひ)に三(みっ)つ吾(わ)が身(み)を省(かえり)みる。人(ひと)の為(ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか、朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか。伝( […]

仇敵・曹操が颯爽と現れる【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 劉備、関羽、張飛の「桃園の誓い」は、のちに蜀漢を建国する命の一滴であった。といって、このときに誰がそれを知ろう。劉備未だ二十八歳、いま耳朶を響すのは、後漢を揺さぶる黄巾賊の軍鼓なのだ。 劉備ら […]

孔子が述べた『論語』に一貫している、人生の喜びとは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、学(まな)びて時(とき)にこれを習(なら)う、説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)あり、遠方(えんぽう)より来(き)たる、亦(ま)た楽(たの)しからずや。人(ひと)知(し)らずして慍(うら)みず、亦 […]

劉備、関羽、張飛が登場!義兄弟の契りを結ぶ【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 立て札をじっと見つめていた一人の男。身の丈七尺五寸(中国の一尺は二三センチ)、肩まで垂れた両耳に両手が膝下まで届き、顔白く、紅をさしたような唇、まさに異体異貌の人であった。 姓は劉、名は備、字 […]

秦の始皇帝の時代に起こった、歴史上名高い「焚書坑儒」とは?【論語】
さらに四百〜五百年後、秦(しん)の始皇帝の時代になると、それまで受け入れられていた儒教(孔子を祖とする教学)が、今度は排斥されるようになるのです。 民間にある、医薬と農業以外のあらゆる書が焼き捨てられ、数百人の儒者を坑( […]

三国志のはじまり:「黄巾の乱」勃発 大慌ての朝廷は義兵を募る【図解 三国志】
三国志のはじまり 時は後漢末、冀州鉅鹿郡に住む、張角・張宝・張梁の三兄弟が不遇をかこっていた。長兄の張角は秀才(科挙の雅名)に落ち、鬱々として山に入り、薬草を摘んで口に糊する日々。そんなある日、手に藜杖を持った南華老仙と […]

『論語』の誕生と孔子の教えとは【論語】
『論語』は、紀元前六〜五世紀頃の中国の思想家、孔子の教えをまとめたものです。 その当時の中国の思想家は、ただ学問をするだけではなく、実際の政治にも参加していました。孔子もその例に違(たが)わず、政治にかかわることを希 […]

アメリカの奴隷解放の歴史!南北でぶつかる2つの価値観と相違点とは?【世界史】
「人民」のための政治に秘められた矛盾と発展の原動力 独立戦争以来、連邦政府は「西部開拓」を奨励し、東部の植民地開拓時代を良く思わない人々を西部の開拓へ送り出した。植民地開拓時代の伝統や規則に縛られない西部は自由の天地とし […]

プロイセンから興った鉄血政策国家!ドイツ帝国の成長過程とは?【世界史】
プロイセンのユンカーたちと鉄血首相が描く立憲君主国 一八四八年、フランス二月革命の影響を受けて召集されたフランクフルト国民議会は失敗に終わり、平和的なドイツ統一の夢は消えた。歴史の歯車は一八六一年に即位したプロイセン王ヴ […]