体を冷やさない生活を送る【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
健康な体を作るには腸を温める
続いての腸活のポイントは、腸を温めることです。腸が冷えると代謝が落ち、さまざまな不調が起きてきます。一方、お腹を温めると、血流がよくなります。そうすると、体全体の血行もよくなり、代謝もアップ。それに伴って、さまざまな効果が得られるのです。
まず、免疫力が上がり、病気にかかりにくい体になります。次に、筋力がアップして動ける体にもなっていきます。動けるようになれば、肥満が解消され、痩せやすい体になるでしょう。つまり、お腹を温めることはダイエット効果もあるのです。
また、お腹が温かくなると、便通も改善されるため、便秘によって引き起こされていた肌荒れなども解消します。さらに、女性であれば、腸と一緒に子宮や卵巣も温められることから、女性特有の不調にも効果があるのです。
腸を温めるための具体的な方法としては、お腹のあたりを冷やさない服装をすることなどが大切ですが、おすすめなのは腹巻きです。最近では「ウエストウォーマー」などの名前でおしゃれなものも売られているので、ぜひ購入して、入浴時以外24時間着用してみてください。また、貼るタイプの使い捨てカイロも、お腹を温めるには便利なグッズです。内臓を温めるためには、腹巻きなどの上から、お腹側と腰側の両方に貼ってみてください。温かさが全身に伝わっていくことでしょう。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
『1週間で勝手に〇〇』シリーズ最新刊!勝手にどんな病気・風邪にも負けない体になる食事&健康法を大公開!
コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2024.08.13