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一挙3点の猛攻呼び込む同点タイムリーヒット!チャンスに強い選手になりつつある井上広大

一挙3点の猛攻呼び込む同点適時打放った井上広大

7月31日にレクザムボールパーク丸亀で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、3打数1安打1打点。一挙3点の猛攻を呼び込む同点タイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

4回1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った井上広大は、広島カープ先発の大道温貴の2球目144キロのストレートをレフトへ運び、同点のタイムリーヒットを放った。

井上広大の同点タイムリーヒットで勢いに乗った阪神タイガース打線は、2アウト2、3塁の逆転のチャンスの場面で、豊田寛が初球145キロのストレートをセンターへ弾き返す2点タイムリーヒットを放ち、逆転に成功した。

17日中日ドラゴンズ戦では、3日のオリックスバファローズ戦以来、9試合ぶりに6号3ランホームランを放つなど、5打点の大暴れを見せ、さらに20日のオリックス・バファローズ戦では、4打数2安打3打点の大暴れを見せ、打撃の調子が上向き始めている井上広大。

チャンスに強い選手になる為に練習を続ける井上広大は、16日の中日ドラゴンズ戦で、5タコに終わった後も日高コーチと室内で打撃の修正をし、自分に一番合った打撃を探す試行錯誤を繰り返していた。

その試行錯誤が実り始めているのか、チャンスでまとまった得点を奪う機会が増えてきている。

新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことで開幕から出遅れている間に、同世代の佐々木朗希が完全試合を達成するなど、「朗希世代」の活躍に刺激を受けつつ、焦りを感じているのも事実。

「朗希世代」は投手だけでないと、証明する為に、長打力と確実性に磨きをかけ、1軍昇格を果たし、1軍で結果を出したいと、井上広大は強く思っている。

スケールの大きさは佐藤輝明を超える未来の阪神の4番候補が、今シーズンどのタイミングで1軍に昇格し、ブレイクへの一歩を歩み始めるのか注目だ。

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