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阪神/ブルワーが1回無失点2奪三振の上々1軍デビュー!好投披露で勝利の方程式入り期待

ブルワーが1回無失点2奪三振の上々1軍デビュー

8月15日、マツダスタジアムで行われ広島カープ戦に、阪神タイガース4番手・岡留英貴に代わり、5番手でマウンドに上がったコルテン・ブルワーは、1回を19球で無安打無失点2奪三振1四球。1軍初登板のマウンドで無安打2奪三振に抑える堂々の阪神デビューを果たした。

8回、阪神タイガース4番手・岡留英貴に代わり、5番手でマウンドに上がったブルワーは、先頭打者の田中広輔を4球目128kmカーブで空振り三振。続く菊池涼介に6球目150kmストレートを見極められ、1アウト1塁と走者を背負う展開になるも、野間峻祥を6球目138kmカットボールで空振り三振。最後は小園海斗を3球目129kmカーブでレフトフライに打ち取り、1回無安打無失点、2奪三振と堂々のデビューを飾った。

ブルワーは、5日に入団会見を開き、阪神タイガース入りした150km前後で動くカットボールが自慢の右腕だ。13日に行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦で来日初実戦に臨み、1回無安打無失点2奪三振と3者凡退に抑えていた。球速は最速151kmをマークし、変化球の制球も安定感を見せ、映像で確認した岡田監督も安定感のあるピッチングを評価していた。

当初は15日からの2軍の中日ドラゴンズ戦へ名古屋遠征に向かう予定だったが、ブルペン陣の一角を担っていたケラーが家庭の都合で一時帰国するため、11日に登録抹消されたこともあり、ブルワーの順調な仕上がりを確認し、岡田監督が前倒し昇格を決めた。

試合中に雨が降り、マウンドはぬかるみ、球場のコンディションは決して良くなかったが、最速152kmを記録し、変化球のキレも抜群の投球で、スコアボードに「0」を刻んだブルワーに、岩崎優に繋ぐ阪神タイガース勝利の方程式入りへ期待が高まる。

疲労の色が見え始める中継ぎ陣を救う救世主として、ブルワーがフル回転の活躍を見せてくれることを期待したい。

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