コラム

白河上皇が採用した源義家と平正盛を操るアメとムチの懐柔策とは?【図解 日本史】

貴族が荘園に依存するようになって一世紀を過ぎると、荘園の本所領家になるのは貴族の家格(かかく)になってきました。地方の領主らも中央の貴族寺社に保護を求めながら、領主が弱体化すればさっさと乗り換えました。   そこで衆望を […]

メソサウルス【古生物の話】

大陸移動の証人となった生物 古生代デボン紀末の地上に登場した四足動物なかに、卵から生まれる直前である胚の時期に羊膜「ようまく(胎児と羊水を包む膜)」をもつグループが現れました。これが有羊膜類と呼ばれるグループで、石炭紀後 […]

仕事や日常生活で有意義な話し合いをするために知っておきたい「素朴なリアリズム」とは何か?【社会心理学】

実りある議論をするために 人にはある物事への認識について「自分の解釈は真実であり、相手もそれをわかっているはずだ」という思い込みがあります。これは「素朴な現実主義」と呼ばれ、以下の3つの信念からなります。 (1)自分は、 […]

玉ねぎは涙が出るほど体にいい!より効果的に栄養を摂取する方法とは?【食材と栄養素の話】

刻むほどに生成されるアリシンという化合物 玉ねぎやニンニクを切ったり、すりおろしたりすると、特有の刺激臭や目に沁みる成分が発生します。この辛味成分こそ硫化アリル。硫化アリルはアリインやアリシンなどいくつか存在し、インスリ […]

白河天皇が突然、上皇となり「北面の武士」を設置した理由とは?【図解 日本史】

藤原道長の子、頼通(よりみち)の時代に移り、初めて摂政・関白を外戚としない天皇が出現します。後三条天皇です。藤原氏を外戚としない天皇は宇多天皇以来、実に百七十年振り。即位年齢が三十五歳というのも異例でした。   後三条天 […]

ヘリコプリオン【古生物の話】

丸ノコギリのような歯をもつギンザメの仲間 ヘリコプリオンは、古生代ペルム紀の海に生息していた軟骨魚類で、現在もいる生物ではギンザメに近い仲間です。化石は19世紀末から見つかっていましたが、その正体はなかなかわかりませんで […]

恋愛でも仕事でも第一印象ですべてが決まってしまう理由とは?【社会心理学】

第一印象ですべてが決まる? ビジネスマンにとって第一印象はとても大切です。初対面で「仕事ができそう」と思われるか、「仕事ができなそう」と思われるかで、その後のあなたの評価にも大きく影響する可能性があります。 その理由は、 […]

栄養成分豊富な味噌で医者いらず!?発酵食品「味噌」の驚異の効用とは【食材と栄養素の話】

生命活動に必要不可欠な栄養素がほぼ入っている 世の中に食材は数あれど、味噌ほど優れた食材は他にありません。そもそも大豆は、アミノ酸スコアが100の植物性タンパク質としては理想的な食材。アミノ酸スコアとは、体内では作られな […]

藤原清衡が建てた中尊寺金色堂が平泉文化が黄金文化であったことを象徴する理由とは?【図解 日本史】

後三年の役で勝ち残った藤原清衡(きよひら)は、陸奥国と出羽国、奥羽二カ国を統合する主権者となりました。早速、安倍時代、衣川(ころもがわ)関があった土地に大伽藍(だいがらん)を建立。仏教都市を建設します。内紛で荒れた地に仏 […]

メガネウラ【古生物の話】

石炭紀の森林を飛び交った超巨大トンボ 古生代の石炭紀という名称は、石炭が世界各地のこの時代の地層から出たことに由来します。 石炭紀には、低緯度地域を中心として、湿地に巨大なシダ植物などが生い茂る「森林」が広がりました。そ […]

川上哲治に学ぶ、教え過ぎの弊害【二宮清純 スポーツの嵐】

「私はあまり教えないほうをとる」  V9を達成した元巨人監督・川上哲治には『悪の管理学』(光文社)というビジネス書がある。  選手をどう育てるか、コーチをどう使うか、組織をどう強化するか――。自らの経験を下に実証的に論じ […]

集団になったときに誤った判断をしないためにどんなことに気を付ければいいの?【社会心理学】

欧米と東洋では、自己観に違いがある 組織が誤った意思決定を下す原因として、「集団的浅慮」というものがあります。これは、個人だと正しい判断ができるのに、集団で協議すると間違った判断を下してしまうことであり、多くの組織でたび […]
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