コラム

神社の向く方角にはそれぞれに意味があるって知ってた?【建築の話】
神様は南に向いているだけではない 神社に鎮座する神様はどの方角を向いていると思いますか? いちばん多いのは南ですが、そればかりではありません。実は神様によって方角の好き嫌いがあるのです。 まず神様がどこにいるのか確認して […]

般若心経をより深く理解するために【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
大本の存在や時代背景もヒントに 般若心経は、その全体が祈りの言葉ともいえ、音とリズムに身を委(ゆだ)ねることも重要です。しかし、意味をより正確に知っておけば、さらにその味わいも深まり、自分自身の般若心経を体験できるでしょ […]

庇(ひさし)に注目すると神社のつくりがよくわかる!【建築の話】
庇のつく位置で平入り系と妻入り系にわかれる 古来、日本の神々は八百万でした。山や石、樹木や滝など、神はあらゆる自然に宿ると考え、それ自体を御神体と見なしてきたのです。社殿ができたのは、仏教伝来後のこと。仏殿に対抗し、つく […]

日本に伝わり、庶民にも親しまれた【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
262文字の小さな大経典 般若心経がわが国に伝わった時期は、明確にはわかっていませんが、唐に渡って玄奘に師事し、660年に帰国した法相宗(ほっそうしゅう)の僧、道昭(どうしょう)が持ち帰った可能性が高いとされています。以 […]

お寺での参拝は正面からが必ずしも正しいとは限らない?【建築の話】
拝むのは正面からだけとは限らない 仏像を拝むときは、お堂の正面から礼拝するものと決めつけていませんか? 実は礼拝は正面からだけではありません。チベット仏教(密教)を信仰するブータンやチベットでは、仏塔の周囲を時計回りに歩 […]

600巻の経典のエッセンスを凝縮【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
受け継がれた玄奘訳の般若心経 般若心経を漢訳したのは、厳密にいうと、実は玄奘が最初ではありません。玄奘より250年近く前に、後秦の鳩摩羅什(くまらじゅう)という人が、「摩訶般若波羅蜜大明呪経(まかはんにゃはらみつだいみょ […]

世界最古の木造建築・法隆寺の五重塔の美しさの秘密とは?【建築の話】
日本の黄金比「大和比」は1対ルート2 世界最古の木造五重塔である法隆寺の五重塔。その美しさの秘密は、屋根幅が徐々に狭まる姿にあるといわれているのをご存知でしょうか。 最上階の屋根幅を1とすると、1階の幅は約1.4倍になっ […]

般若心経はこうして伝わった【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
玄奘三蔵が持ち帰って漢訳 般若心経は、唐代の僧、三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから原典を持ち帰って漢訳(中国語に訳すこと)しました。玄奘は、明代の小説『西遊記』に登場するので、ご存じの方も多いでしょう。 […]

古墳やお寺、昔の貨幣に存在する「丸と四角」の形の意味とは!?【建築の話】
多宝塔、御陵、土俵、銅銭は〇と□で天と地を表す 相撲の土俵をよく見ると、土俵の円の外側に必ず四角い枠があります。勝負の判定には無用と思えますが、なぜこんなものがあるのでしょうか。 じつは、これは天円地方という古代中国の世 […]

祈りの言葉であると同時に女尊【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
「仏を生む」仏母でもある 般若心の「心」は、ここでは「マントラ」を指します。「はじめに」でも述べたとおり、マントラは「祈りの言葉」のことで、今日では「真言(しんごん)」と訳されています。 般若心経は、「般若波羅蜜多のマン […]

みんなが訪問するお寺には「3つの様式」があるって知ってた?【建築の話】
日本の寺院様式は、時代のなかで併存してきた 西洋の寺院は、ロマネスク様式(10〜12世紀)からゴシック様式(12〜15世紀)そして15世紀以降のルネッサンス様式と、時代とともに変化しました。ところが、日本の寺院様式は時代 […]

般若心経とはなんなのか【般若心経】
「般若心」を説いたお経 まずは、「般若心経(はんにゃしんぎょう)とはどんなお経か」ということからお話ししていきましょう。般若心経は、名前のとおり「〝般若心〟を説いたお経」です。まさしく読んで字のごとしです。 では、般 […]