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強い骨を保つに必要な1日のカルシウム量とは?【肩甲骨はがし】

Text:藤縄 理

カルシウム不足から骨粗しょう症に

丈夫な骨を保つには、適度な運動に加えて栄養面でのサポートも重要です。 骨の主成分はカルシウム。強い骨づくりには欠かせませんが、実は体内への吸収率は約20〜30%とそれほど高くなく、常に不足しがちなミネラルの1つ。

また、厚生労働省が健康の維持・増進、生活習慣病の予防などを目的とした「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、1日750mgのカルシウム摂取(30〜74歳の男性)を推奨しています。おなじみの牛乳で換算すると、200mlのコップで4杯ほどの分量が必要になる計算です。

●カルシウムは比較的たくさんの食品に含まれていますので、「カルシウムが豊富な食品一覧」を参考に様々な食材と組み合わせて、目標の数値を目指しましょう。

ちなみに、カルシウム不足が慢性化すると骨密度が低下して丈夫な骨をつくれなくなります。それが高齢者や閉経後の女性であれば、骨粗しょう症のリスクを高めることに。一方、カルシウムの過剰摂取も、高カルシウム血症や泌尿器系結石などの健康障害を引き起こしますので、カルシウム強化食品やサプリメントのとり過ぎには注意してください。

1日750mgのカルシウムの摂取を目指そう!【肩甲骨はがし】

出典:『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし』著/藤縄理

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 健康図解 あらゆるコリ、痛みが消える肩甲骨はがし 』
著:藤縄理

コロナ禍による運動不足やテレワーク、日常的な家事や育児からくる疲れなどの影響で、体に不調を感じている方は多いのではないでしょうか。その不調は「ガチガチの肩甲骨」が原因かもしれません。猫背や巻き肩をはじめ、足を組んだり、頬杖をついたりすることがクセになっている方は要注意!悪い姿勢が身についてしまっていると、肩甲骨がずれ、そのまわりの筋肉が凝り固まってしまいます。そこから肩や首のコリ、背中や腰の痛みなどの不調につながり、頭痛やめまいを引き起こして体全身のトラブルに発展するのです。本書ではその不調の元凶である「ガチガチの肩甲骨」を解きほぐす、エクササイズをイラストと図解でわかりやすく紹介しています。そもそも肩甲骨とはいったいなんなのか、どこに位置しており、どのような役割を担っているのか専門家が丁寧に解説しているので、より意識を高めて取り組むことができます。健康寿命を伸ばし、正しい姿勢を崩さずに生活するための体幹や骨を強化するエクササイズや、肩甲骨はがしとセットで行うと効果がアップする症状別エクササイズも掲載。体の不調の改善も予防もできる未来への健康投資に最適な一冊です。

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