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食生活を見直そう!不規則な食事は内臓脂肪増加に直結する怖い理由とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

Text:土田 隆

血糖の不安定さが太りやすい体にする

内臓脂肪を増やすのは、食べすぎばかりではありません。少し意外ですが、不規則な食事によって悪影響を受けるインスリンの働きが原因で肥満になります。

インスリンには血中の糖分を脂肪に変えて、体にため込む働きがありますが、乱れた食生活で血糖の状態が不安定になると、インスリンが過剰に分泌され、脂肪をどんどん体にため込んでしまうのです。

さらに、問題となる食生活のパターンがあります。まず挙げられるのが「食事の時間が不規則」な場合。このケースは食事のめどが立たないため、一度の食事でついまとめ食いをしがち。まとめ食いは量をとりすぎるため、カロリーオーバーになって内臓脂肪が蓄積してしまうのです。次に「朝食を食べない」パターン。朝食抜きは体温が上がらず、代謝が落ちて太りやすくなります。また、脳が飢餓に備える機能を発揮してしまい、栄養をできるだけ脂肪として蓄えようと、必要以上に内臓脂肪が増えるのです。

十最後は「夕食の時間が遅い」パターン。食べてすぐに就寝すれば、吸収したエネルギーのほとんどが未使用のまま脂肪になります。遅くとも寝る2時間前までには夕食をとりたいものです。内臓脂肪や肥満が気になる人は、まずは規則正しい食生活のリズムをつくりましょう。これだけでも、かなりの改善効果が期待できます。

不規則な食事は内臓脂肪増加に直結!

不規則な食事は内臓脂肪増加に直結!『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

1日3回の食事を毎日規則的にとるだけで、内臓脂肪を増やすリスクが抑えられます。まずは、ここを内臓脂肪対策の足がかりとしましょう。

こんな食事はNG!

食事の時間がバラバラ

食べられるときにたくさん食べる「まとめ食い」が多くなり、太りやすい体質になりがちです。

朝食を抜いてしまう

代謝機能の低下に加えて、体を飢餓状態から守ろうと、 脂肪を蓄えやすくなります。

夕食を夜遅くに食べる

食べてすぐに寝ると、食べたものがほとんど代謝されず、 脂肪になってしまいます。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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