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心と体を不安定にさせる〝自律神経の乱れ〟をストップさせる方法とは?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】

Text:関口 賢

自律神経が乱れるとやせにくい

呼吸、循環、消化、生殖、排泄など、生きる上で必要な機能を調節する重要な役割を担う自律神経。自分の意思では自由にならない機能を、無意識のうちにコントロールしてくれています。そんな自律神経が乱れてしまうと、心と体に様々な悪影響を及ぼします。

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、この2つがバランスよく働く状態が理想とされています。胃酸分泌や腸のぜん動運動など、食べ物の消化に関わるのが副交感神経。逆に胃酸を抑制する交感神経は空腹を感じるとアクティブに働き始めます。

つまり、食べ過ぎが続くと、副交感神経ばかりが優位に働いてしまうため胃酸過多になり、自律神経が乱れるきっかけになるのです。自律神経は脳と各臓器を繋ぐバランサーのようなもの。ひとつ歯車が狂うと全身に影響を与え、体の不調のみならず、やる気が起きない、気分が落ち込む、小さなことでイライラするといった心の不調にまで深く関わってしまいます。

ずぼら断食は、副交感神経が活発な状態に歯止めをかけ、ニュートラルな体をとり戻すリセットボタンの役割と同じ。空腹の時間をつくり、交感神経をうまく働かせることで、自律神経のバランスが整い、心も徐々に落ち着いていくことでしょう。

出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』
著:関口 賢

運動不足や日々の生活の忙しさなど、さまざまな理由で太ってしまった、さらに「何をやっても痩せない…」という人も多いと思います。そんな人に向けて、本書では10万人以上を痩せさせてきたダイエット専門鍼灸院の総院長である著者が考案した、自宅でできる究極のダイエット法『ずぼら断食』を紹介します。人間は食べることが必要不可欠ですが、食べることで不健康にもなります。体のためにと思って食べていたことが、逆に体の負担になってしまっていることもあり、それが肥満や不調の元になっているのです。まずは食べないことがどのような健康効果をもたらすのかを徹底解説。そのうえで、誰でも簡単に取り入れられる8時間断食から、痩せて体質改善もできる16時間断食、ストンと痩せて体がリセットできる24時間断食、さらにストイックにガッツリ体重を落としたい人向けの32時間断食など、自分自身の目的とやりやすさに合わせた4つのプログラムから選択できます。栄養過多な状態にある体を断食で一度リセットすることで、何をしても痩せなかった体がみるみる痩せていくだけでなく、慢性的に感じていた不調や健康診断の数値も劇的改善できます!ダイエットでなかなか結果がでない人も、疲れやすかったり、原因不明の謎の不調を抱えている人などにもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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