こんなにも体にいい!薬味の「効能」と「使い方」一覧①【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
しょうが:「薬味の王様」は栄養素たっぷり
栄養素の宝庫と言える薬味素材です。血行を促進して体を温めるショウガオール。肝機能促進、抗酸化作用などのあるジンゲロール。基礎代謝の向上や脂肪燃焼効果が期待できるジンゲロン。また香り成分のシネオールには利尿作用、便秘改善、疲労回復などの作用があります。薬味として普段の食事にどんどん取り入れましょう。
にんにく:ビタミンB1が豊富な食材の薬味に
「切る」「刻む」「すりおろす」といった調理によって化ける薬味です。もともとの栄養素アリインがアリシンに変化し、抗菌・抗がん・スタミナ増強といった、体にありがたい健康効果をもたらしてくれます。同時にビタミンB1の吸収を促すため、豚肉などと一緒に摂れば、エネルギー代謝や抗酸化作用の向上も期待できます。
大葉:さわやかな香りと多くの栄養素
香り成分であり、食欲増進や抗菌作用を持つぺリルアルデヒド。さらには抗酸化作用の高いβ‐カロテン、必須脂肪酸のα−リノレン酸など栄養価の高い素材です。アレルギーを抑制し、花粉症やアトピーなどの症状を緩和するルテオリンも含まれています。
みょうが:油との相性抜群カットは食べる直前に
独特の香りを出しているのが主成分のα‐ピネン。血行をよくする効果があり、発汗や利尿が促されます。また、油と一緒に摂れば吸収率が高まるため、揚げ物や炒め物の薬味に使うと効果倍増。カリウムも含まれており、血圧を気にしている方には嬉しい薬味です。
長ねぎ:水にさらし過ぎず 期待できる健康効果効率的に栄養素を摂取
薬味の代名詞とも言える食材です。食欲増進や抗菌作用、動脈硬化や高血圧予防に効くアリシン。抗酸化作用の高いβ‐カロテン。美肌効果の高いビタミンCなど健康維持に欠かせない栄養素が豊富です。あらゆる料理に合わせられるので上手に使いましょう。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
【書誌情報】
『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』
著者:石原新菜
著者プロフィール
1980年生まれ、医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法などさまざまなアプローチで、数々の病気の治療にあたる。診療のほか、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
『1週間で勝手に〇〇』シリーズ最新刊!勝手にどんな病気・風邪にも負けない体になる食事&健康法を大公開!
コロナをはじめ、インフルエンザなど、風邪やウィルスの流行は留まることを知りません。また、どんな風邪やガンなども基本的には特効薬のようなものは無く、自分の“免疫力”で治すしか方法が無いため、自分自身の健康は自分で守るしかないのが現状です。本書では、数々の健康書を出版してきた著者による、免疫力がビックリするほど上がる1週間プログラムを紹介します。『16時間空腹状態を作る』『代謝が上がる薬味BOXを作る』『酢ヨーグルトを飲む』など、誰でも簡単にできて劇的に免疫力がアップする方法をイラスト図解でわかりやすく解説します。免疫力のカギを握るのは“腸内細菌”ですが、その腸内細菌を良い状態にするためには、1週間の免疫力アッププログラムを行うことがスタートライン。風邪を引いても無症状もしくは軽く済む人と、そうでない人の違いはその人の持つ“免疫力”。1週間プログラムで強い自然免疫を獲得すれば、一生風邪や病気に負けない体を作れます。自分や家族の健康のためにぜひ手に取って頂きたい一冊です。
公開日:2024.08.20