有名な企業の株だからといって、必ず儲けられるわけではない!【図解 株式投資の話】
有名な企業の株を買えば必ず儲けられるの?
株式市場には誰もが知っているような有名な企業の銘柄がたくさん上場されています。トヨタ自動車、三井住友フィナンシャルグループ、ソフトバンクグループ、NTT(日本電信電話)、日立製作所など。
では、これらの有名な企業の株を買えば必ず儲けられるのでしょうか。
答えは「ノー」です。有名な企業の株だからといって、必ず儲けられるわけではありません。儲けられることもあれば、損をすることもあります。場合によっては、大損することもあるわけです。
この理由は、有名な企業の株だからといって、株価が上がり続けているわけではないからです。株価は上がったり下がったりしています。そのため、株価が高いときに買ってしまい、その後、下がってしまうと損をしてしまいます。
つまり有名な企業の株でも儲けられるかどうかは買うタイミング次第ということです。
業績が良い企業の株を買えば儲けられる?
このことは「業績が良い企業の株」にもいえます。業績が良い企業の株だからといって、必ず儲けられるわけではありません。儲けられることもあれば、損をすることもあります。場合によっては、大損することもあるわけです。業績が良い企業の株で儲けられるかどうかも、買うタイミング次第です。
このことは株式投資・株トレードをする上で、重要なことです。よく理解しておいてください。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.11