決算はチェックしたほうがいいの?【図解 株式投資の話】
決算書を見よう!
株の情報を集めていると、決算という言葉をよく目にします。
決算とは一定期間における収益と費用の計算により損益を求め、決算日時点における資産、負債、純資産の状況を確定する手続きです。
上場企業は四半期(3カ月)ごとに決算を行ない、その結果を発表することになっています。公開される「決算短信」(または四半期開示)は、業績(または業績予想)を確認するのに重要な書類です。
決算内容の見極めは初心者にとってかなり難しいことだと思います。しかし、株式投資をする上で企業の業績内容はとても重要な情報です。決算の内容が株価に大きな影響を及ぼすからです。少しずつでもかまわないので、決算内容を見極められるようにしましょう。
決算はいつ発表される?
決算発表日は企業によって異なります。インターネットを使って「決算スケジュール」で検索すると、決算発表日をまとめたウェブサイトの一覧が表示されます。また、証券会社によっては、専用のページを作って紹介しています。
すべての企業の決算内容に目を通す必要はありません。自分が株を持っている企業や興味を持っている企業の決算だけでかまいません。とくに、株を持っている企業の決算は必ず目を通すようにしましょう。なぜなら、決算内容によって株価が大きく変動するからです。場合によっては暴落することもあるので、必ず目を通しておきましょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』
著者:二階堂 重人
著者プロフィール
専業トレーダー。テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株、FXの双方で月間ベースで8割以上という驚異の勝率をたたき出すし、 波乱の相場環境でも着実に利益を重ねている。著書は50冊以上、累計102万部を超える。
新NISAのスタートにより、若い人は将来への貯蓄、高齢者は老後の資金など、お金に対する安心を得るため、投資への関心はどんどん高まっている。積み立て方式や、投資信託など、手軽に始められる新NISAではあるが、より短い期間で利益を得るためには、やはりリスクは高くなっても「投資」するなら「株式」という人が増えてきている。本書では「8割の投資家が損をする」と言われる株式投資で勝つ(利益を上げる)ための、株式・投資の基本的な考え方、必要な知識・しくみから、具体的な始め方、買い方、売り方、管理、続けるために知識まで、シリーズの特性を活かし、図解とイラストでわかりやすく解説する。「株」の初心者が不安や疑問なく始めるために、とにかく理解しやすい入門書として最適な一冊。
公開日:2024.11.16