腎臓に手を置くだけで心地よくなる? 心を安心させるために知っておきたい“外受容感覚”と“内受容感覚”とは?【今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論】

– Column – 【外受容感覚と内受容感覚って?】

外受容感覚

視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(かぐ)、触覚(触れる)という5つの感覚、いわゆる五感を指しています。

周囲を見渡す、しっかりと味わって食事をするなどして、五感をフルに使うことで、2つの迷走神経も磨かれていきます。

内受容感覚

身体の内側で得られる感覚を指します。たとえば、腎臓のあたりにしばらく手を置いていると、じんわりと温かくなり、心地よい気分に包まれます。

わたしたちの内臓は自律神経の指示によって動いているため、身体の内側から「ケアされているな」「心地よいな」と感じることで、自律神経もおのずとよい方向へ調整されていくのです。

【出典】『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』著:浅井 咲子

【書誌情報】
『今度こそ「不安ぐせ」をゆるめる ポリヴェーガル理論』
著:浅井 咲子


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3つの自律神経を味方につけて〈不安ぐせ〉を〈安心ぐせ〉に変える!

「次から次へと心配ごとがでてくる」
「ニュースやSNSで不安になりがち」
「イライラする」「ストレスに弱い」
「気持ちの浮き沈みがはげしい」「やる気が起きない」
などの〈不安ぐせ〉を抱える人へ。

ポリヴェーガル理論は、ステファン・ポージェス博士によって提唱された自律神経系の神経理論です。
自律神経を、1つの交感神経と2つの副交感神経(背側迷走神経と腹側迷走神経)の3つで捉えます。

本書では「セオリー」「テクニック」「ワーク」に分けてわかりやすく紹介します。
本当は必要ではないのに過剰に防衛したり、考えても仕方がないことにイラっとしたり、不安になったり。
そうしたもったいない時間を減らして、「今ここ」にある幸せを感じ、安心できるようになるためのメソッドです。

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