日本人のタンパク質摂取は「戦後直後」まで激減?50歳から見直すべき食事の新常識【DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則】

50歳以上でタンパク質が足りている人は少ない

 日本人のタンパク質摂取量は、ここ20年あまりで減少し続けています。高度成長期には食事量が増え、1995年には1日当たり平均81.5gと過去最高に達しました。2000年頃までは平均80g前後を維持していましたが、その後は急激に減少し、2019年には平均71.4gまで落ち込んでいます。これは、戦後間もない1950〜1960年代とほぼ同じ水準です。

 厚生労働省が定める推奨量では、18歳以上の1日当たりのタンパク質摂取量は、女性約50g、男性約60gとされています。2019年の平均摂取量は71.4gなので、推奨量は満たしているように見えます。しかし実際には個人差が大きく、健康維持のためには、より多くのタンパク質を摂ったほうがいい人が少なくありません。

 特に注意が必要なのが高齢者です。60代になると、同じ量のタンパク質を摂っても、若い世代ほど効率よく筋肉に変えられなくなることがわかっています。つまり、高齢者が筋肉量を維持・増加させるには、若い人よりも多くのタンパク質が必要になるのです。そのため、年齢を重ねるほど、タンパク質を意識して摂ることが重要になります。

 さらに50歳前後からは、食べ物を消化・吸収する力も低下していきます。摂取量としては足りていても、きちんと消化されなければ体内で十分に活用されない可能性があります。しっかり摂取しているつもりでも、結果としてタンパク質不足になってしまうのです。消化を助ける意味でも早食いは禁物です。しっかりよく噛んで、時間をかけて食べることも心がけてください。

30代と60代のタンパク質合成の違い

同じ量のタンパク質を30代と60代が摂ると、60代のほうが筋タンパク質の合成反応が低くなる。

【出典】『DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則』著:栗原毅/栗原丈徳

【書誌情報】
『DON’T DIE 100歳まで健康に生きるアルブミンの法則』
著:栗原毅/栗原丈徳


【Amazonで購入する】

いつまでも健康で長生きできるかどうかは『アルブミン』の数値でわかる!?
どん底の状態の患者でも長寿に導いてきた肝臓の名医が教える、何歳でも、どんな状態でも遅くない、いつまでも元気で自分の力で生きられる“薬に頼らず健康寿命を延ばす方法”を徹底解説!

血中の中のたんぱく質で最も多くを占める『アルブミン』。普段の血液検査の結果でも項目の中に入っていますが、あまり気にしていない人も多いかもしれません。
しかし、実はこのアルブミン、体の『健康状態』を表す重要な数値なのです。筋肉が減ってしまったり、たんぱく質不足な食事などによってアルブミンの数値が悪くなると、体の中で最も重要な『たんぱく質』が足りていない証拠です。
その状態のままでいると、さらにたんぱく質が減り、筋肉も落ちて取り返しのつかない状態になってしまうことも。逆に減ってしまっていても、この数値をV字回復すれば、誰でも健康で元気に長生きできる体の状態になれるということなのです。

本書ではいつまでも自分の力で長生きできるために、著者が長年かけて患者に指導してきた『アルブミンの上げ方』を食事、運動、口腔ケアなどの観点から徹底解説します。

その方法は、
1たんぱく質を食べる
2プロテインを飲んでから外出や家事をする
3万病を引き起こす歯周病菌を消し去る歯磨き&舌磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。

日本の医療費の削減や病院の倒産、病院で薬が手に入らないなどの問題をはじめ、2027年までに10万病床以上を削減する、というような話も出てきています。そんな自分の体は自分で守らなくてはならない時代になるからこそ、『アルブミン』を上げるだけでできる元気で健康な体をぜひ手に入れて下さい!

この記事のCategory

求人情報

インフォテキストが入ります