色鉛筆初心者が上達するコツ!イラストをお手本にすると上手に描ける理由とは?【おとなの色鉛筆イラスト帖】

きれい・かわいい・おいしい!を記録する おとなの色鉛筆イラスト帖』には、花や雑貨、スイーツ、カフェメニューなど、思わず描きたくなる可愛いモチーフが750点も収録されています。見て、まねするだけですぐに描けるよう難易度も調整されています。

――初心者にとって「何を見て描くか」は悩みどころですが、アドバイスはありますか?

若林先生:初心者の方には、実物や写真を見て描くよりも、「人が描いたイラスト」をお手本にするのがいちばんわかりやすいのでおすすめです。実物を3次元から2次元の紙に落とし込むのは意外と難しい作業なんです。

――写真よりもイラストの方が描きやすいのですか?

若林先生:はい。たとえばバラの花びらを描こうとしたとき、写真だと複雑すぎてどこから描いていいのか、わからなくなりますよね。でも、イラストならバラの「特徴」が整理されています。それをまねして「こういう構造なんだ」と理解してから実物を見るほうが、圧倒的に描きやすくなります。

まずはイラストをお手本にして、描く楽しさを知ってほしいですね。


人気の「花」や「食べ物」も、ステップに沿って順番に描けます。

真横や真上から描く構図など、初心者が無理なく描ける工夫が満載です。

――それでも「失敗したな」と思ったときはどうすればいいですか?

若林先生:そういうときは「複数並べる」というテクニックが使えます(笑)。

1つのモチーフが上手く描けなくても、その周りに同じものを複数並べて描いてみてください。画面全体にリズムが生まれて楽しい雰囲気になり、失敗が気にならなくなりますよ。上手くいかないときこそ、色々と遊んでみるチャンスです。

赤青鉛筆で描かれた小さなお花のモチーフ。たくさん並ぶと、愛らしさがいっそう引き立ちます。

――失敗をチャンスに変えるのですね!

若林先生:上手くいっているときは「これ以上描き足して崩れたらどうしよう」と怖くなるものですが、上手くいっていないときこそ思い切っていろいろ遊べるチャンスなんです。のびのびと手を動かしてみてください。

それと、最近は、旅行先で見かけた古い洋館などの建物を描きたいという声も増えています。

――建物はパース(遠近法)が難しそうですが、手軽に描くポイントはありますか?

若林先生: まさにそこなんです!斜めから描こうとするとパースが発生して難しくなるので、私は「真正面から描くこと」をおすすめしています。

色鉛筆で旅の思い出をスケッチしておくと旅の記憶が鮮やかによみがえります。細部は正確でなくてOK、印象に残ったイメージで描いてみましょう。

正面から描いて、窓の線を二重にして厚みを出したり、色で影をつけたりするだけで、無理なく可愛い建物が描けます。上手く描こうとせず、まずは描けるところから描くのが楽しむコツです。

【書誌情報】
『きれい・かわいい・おいしい!を記録する おとなの色鉛筆イラスト帖』
著者:若林眞弓


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ペン1本と色鉛筆で、まねするだけでかんたんに描ける!絵が苦手でも大人っぽく仕上がる簡単メソッドが満載。手帳や日記にすぐ使えるお洒落なモチーフがたっぷり750点収録です!「今日出会った感動」を気軽に残せる、記録のためのイラストの描き方が身につく一冊です。

【著者紹介】
若林眞弓

イラストレーター、カラーリスト。
島根県生まれ。会社員時代、ストレス解消の手段として色鉛筆に出会い、独学で描き始める。ネットを通じて届く「私も描いてみたい」という声に応えて、2009 年からオリジナルの図柄と塗り方レシピを使った色鉛筆塗り絵の教室を開講。現在は、生活を自分の作品で彩る楽しさを知ってほしいと、島根、東京、大阪、オンラインで塗り絵とイラスト教室を実施している。著書に『ぬりえ彩色レッスン帖』(コスミック出版)、『塗り絵でまなぶ色鉛筆画のきほん 12色だけで花もお菓子もこんなに描ける』(ホビージャパン)、『センスも時間もいらない おとなの絵日記レッスン』『60歳からの色鉛筆画教室』(ともに日本文芸社)などがある。
ブログ:https://www.belta.jp/art/
Instagram:https://www.instagram.com/bluebelta/

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