【徹底考察】『ノーメモリー』1話の伏線を完全解剖!中川ヒトミ殺害の真犯人は?主人公・中川ノブオと「共犯者」たちの本当の目的

昌原光一先生が描く、衝撃の近未来復讐ノワール『ノーメモリー』第1話から極限の緊張感と驚愕のラストが描かれ、SNS上ではミステリーファンの間で熱い考察合戦が繰り広げられています。

本作は、一見すると「犯人探し」のサスペンスですが、細部を読み込むと非常に緻密な伏線が1話時点から大量に張り巡らされていることが分かります。

今回は、第1話に隠された謎を整理し、今後の展開や真犯人の正体について徹底考察します!


考察①:中川ヒトミ殺害事件の真犯人は?「重要参考人6人」の正体

事件の根幹にあるのは、2年前に起きた中川ヒトミ殺害事件です。 壁に貼られた新聞の切り抜きには、非常に重要な情報が記載されています。

  • 第一発見者は父親の中川ノブオ。
  • 被害者に付着していたDNAは、父親とは一致しなかった。
  • 「新たに6人」の重要参考人が浮上するが、いずれもDNAは不一致。

1話の終盤で、ノブオと義兄は、この「重要参考人6人」の男たちを順番に拉致し、脳を確保しようとしていることが判明します。

拉致された「柴犬スカジャン」と、次の標的

今回殺害された1人目の男(柴犬スカジャン)は、殺される直前に「中川ヒトミを覚えているか?」と問われ、激しく動揺して叫び声を上げていました。

更に、その後の「とりあえず一人目の脳は確保できた」というノブオのセリフから、次の標的の目星がついていることが示唆されています。

ここで注目すべきは、「彼らは本当に犯人なのか?」という点です。DNAが不一致だったということは、彼らは実行犯ではないか、あるいは「DNAが残らない方法で関与した」か「共犯者が別にいる」可能性があります。

ノブオたちの目的は、彼らの脳にアクセスして「あの日、誰が、何のためにヒトミを殺したのか(あるいはその現場に誰がいたのか)」の映像を直接確認すること。彼ら全員の記憶をパズルのように繋ぎ合わせることで、初めて真犯人に辿り着くという構成になっているのかもしれません。


考察②:なぜ「10年」の月日が必要だったのか?復元課の裏の事情

作中で、時系列に関して気になる言及があります。 新聞の切り抜きでは「事件から2年後に捜査本部解散」となっていますが、義兄は病室で「もう10年か…」と呟いており、ノブオの所属する国立映像アーカイブ(NFA)のプロジェクトも「10年越しのプロジェクト」と表現されています。

つまり、事件発生からすでに約10年(あるいは、妻ルリが植物状態になってから10年、娘の事件からは2年以上)が経過していると考えられます。

ノブオは、なぜもっと早くに復讐を開始しなかったのでしょうか?

その答えは、「死者の脳から映像を復元する技術」がようやく実用レベル(または復職によってアクセス可能な状態)に達したのが、今この瞬間だったからに他なりません。

国家予算や補助金が絡むほどの超極秘プロジェクト。ノブオは復讐を果たすためだけに、10年間も爪を研ぎ、技術が成熟するのを、そして自分がその「復元課」のシステムにアクセスできる立場に戻るのをじっと待ち続けていたのです。


考察③:同僚・夏目は「共犯者」か、それとも「次の標的」か?

第1話で、読者に最も強い不穏さを残したのが、ノブオの同僚である夏目君(女性)の存在です。

復職したノブオは、夏目に「コレ、僕の新しいパソコンのパスコード」と書かれたメモ用紙を渡します。そして、耳元でこう囁きました。

「今夜、計画通り決行するから」

この言葉を聞いた瞬間、夏目は目を丸くして驚愕し、その後、非常に冷たく、何かを覚悟したような暗い表情を浮かべます。

夏目の役割に対する2つのシナリオ

  1. 【完全な共犯者説】 夏目もノブオの計画を事前に知っており、NFAの内部から「死体脳へのアクセス」をサポート、もしくはデータを改ざん・隠蔽する役割を担っている。渡されたパスコードは、ノブオが夜間に実行する不正アクセスのアリバイ作り、あるいは彼女にデータを回収させるためのもの。
  2. 【計画を利用されている説】 ノブオは夏目を信頼しているように見えて、実は彼女をも「利用」している、あるいは彼女自身が事件に関与していることを疑っている。夏目が見せたあの「暗い目」は、ノブオの計画を察知し、自分なりの別の企みを動かそうとしているサインのようにも見えます。

考察④:妻・ルリの「植物状態」と娘の事件の関連性

義兄のセリフ「もう10年か…妹は娘が殺されたことも知らず これからも生き長らえていく…」から、妻・ルリが植物状態になったのは、娘が殺害されるよりも前(あるいは同時期)であることが推測されます。

もし娘が殺されたのが2年前で、妻が植物状態になったのが10年前だとすると、時系列にズレが生じます。 しかし、もし「10年前にルリが植物状態になった原因」と「娘ヒトミが殺害された事件」が、実は根底で繋がっているとしたらどうでしょうか。

例えば、10年前に家族を襲った何者かの影があり、それがルリを昏睡させ、のちにヒトミを死に追いやった。あるいは、10年間の植物状態の裏に、社会のディストピア的な実験やパンデミックの陰謀が隠されている可能性もゼロではありません。


まとめ:真実を覗き見るための「脳アクセス」がもたらす悲劇

死んだ容疑者たちの脳を物理的に奪い、その記憶を暴くという、かつてない執念の復讐計画。

第2話以降、ノブオと義兄は、2人目のターゲットの脳をどうやって、無傷のまま確保するのでしょうか。 そして、夏目がノブオから渡されたパスコードを使って、夜のNFAで何を行うのかーー。

すべての謎が1本の線に繋がるとき、私たちが目撃する「真実」は、救いのあるものなのか、それとも誰も報われない奈落なのか。今後の『ノーメモリー』の展開から、一瞬たりとも目が離せません!

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ノーメモリー ( 1)

【漫画情報】
『ノーメモリー ( 1) 』/昌原 光一 (著)

娘の殺害犯を探し出す。例え悪に染まろうとも――。

舞台は近未来の日本。
そこでは、『脳アクセス』と呼ばれる、死んだ人間の記憶を復元する技術が発達していた。
中川ノブオは、脳アクセスを用い、過去の名画を復元する仕事をしていたが、ある日、最愛の娘が何者かに殺害される。
それから2年の月日が経ち、事件は迷宮入りとなり、ノブオは自らの手で犯人を粛清することを決意する。
しかし、その方法は、娘殺害の容疑者6人すべてを死人とし、強引に脳アクセスを実行するというもので――⁉

娘の仇を討つため、修羅と化した父親による、後退不可の漆黒の復讐劇が幕を開ける‼

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中川ノブオは、脳アクセスを用い、過去の名画を復元する仕事をしていたが、ある日、最愛の娘が何者かに殺害される。
それから2年の月日が経ち、事件は迷宮入りとなり、ノブオは自らの手で犯人を粛清することを決意する。
しかし、その方法は、娘殺害の容疑者6人すべてを死人とし、強引に脳アクセスを実行するというもので――⁉

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