心を穏やかに保ち少食を心がける!貝原益軒『養生訓』に学ぶ健康の5つの指針【眠れなくなるほど面白い 図解 養生訓の話】

体の内側の反乱をなくし、外側の脅威を減らす

体の内外の敵とうまく付き合う

 いつまでも元気に健康でいたいなら、病気になってから生活を見直すのではなく、日頃から体をいたわる心構えが必要です。『養生訓』では、その基本として、「内側の反乱」を抑え、「外側の脅威」に備えることが大切だと説いています。体の内側の反乱とは、食欲や睡眠欲、怒りや悲しみなど、人が本来持っている欲や感情に起因するもの。これらが行きすぎると生活の乱れにつながり、健康を損ねる原因となります。一方、外側の脅威とは、暑さや寒さ、湿気などの気候の変化や、体に負担を与える環境のことです。現代ならストレスやウイルスなども体の外側にある脅威といってもいいでしょう。

 こうした内外にいる敵を遠ざけるため、益軒は次の5つの指針を示しています。①心を穏やかに保つこと、②食べすぎず少食を心がけること、③昼は体をよく動かすこと、④夜はしっかり休息を取ること、⑤季節や環境に合わせて衣服や暮らし方を工夫すること、以上の5つです。どれも特別な秘訣や健康法ではなく、誰でも今すぐ始められるものばかり。こうした当たり前の積み重ねこそが養生の基本なのです。

内側と外側から体を守る5つの指針


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 養生訓の話』監修:鈴木養平

【監修者紹介】
鈴木養平(すずき・ようへい)

薬剤師、薬日本堂漢方スクール講師、日本漢方養生学協会理事長。東北医科薬科大学卒業後、薬日本堂株式会社入社。漢方専門相談員として店舗運営、臨床を経験した後、社員教育・広報販促・調剤等に携わる。“漢方養生生活をより身近に”と漢方スクールの講師としてセミナーや講演活動をする一方で、雑誌・本の監修、商品の開発協力(日本コカ・コーラ社“からだ巡茶”など)で活躍中。
著書に『わがまま養生訓』(フォレスト出版)がある。2025年に放送されたNHKドラマ10「しあわせは食べて寝て待て」では薬膳考証を担当し話題となる。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 養生訓の話』
監修:鈴木養平


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平均寿命30~40代ともいわれた江戸時代に、84歳まで健康に生きた儒学者・貝原益軒。その益軒が晩年にまとめた日本最高峰の健康書『養生訓』が、現代人にもわかりやすい図解と応用法でよみがえる!

「よく噛むだけで寿命が変わる」
「1日10時間の空腹が体を若返らせる」
「40歳を過ぎたら目と耳を休ませる」
「感情の乱れが病気を招く」
「朝のラジオ体操は最高の薬」

など、300年以上前に書かれたとは思えない、今すぐ使える健康の知恵を大公開!

医療が発達し、平均寿命が大きく延びた現代。しかしその一方で、生活習慣病や慢性的な不調に悩む人は増え続けています。長生きはできても、健康に生きられるとは限らない――そんな時代だからこそ注目したいのが『養生訓』です。

『養生訓』は単なる健康法の本ではありません。食事、睡眠、運動、心の持ち方、人との付き合い方まで、「どう生きれば健康で幸せな人生を送れるのか」を説いた人生の教科書です。

本書では、

・内臓が元気になる小食のコツ
・薬に頼らない健康習慣
・春夏秋冬に合わせた体調管理法
・ストレスや不安に振り回されない心の整え方
・体を動かして一生元気でいる秘訣
・漢方の基本と体質別セルフケア

など、現代人に役立つ知識だけを厳選してわかりやすく解説しています。

さらに、

「キライなものは無理して食べなくていい」
「お酒は少しなら健康に役立つ」
「髪をとかすと自律神経が整う」
「温泉旅行は最高の養生法」
「健康の知識があれば自分自身が名医になれる」

など、思わず人に話したくなる驚きの知恵も満載!

300年以上読み継がれてきた“日本人の健康法の原点”を知れば、体も心も自然と整い、毎日がもっとラクになるはず。

健康で長生きしたい人はもちろん、最近なんとなく疲れやすい人、病院に頼る前に自分で体を整えたい人にもおすすめの一冊です。

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