【衝撃】見舞金は現金30万円とマグロ1kg!?事故のおかげで入学金を手にした少女、その時放った『魂の直訴』に震える【漫画 ツナガール!!】

大学進学か、それとも断念か。人生の崖っぷちに立たされた一人の少女が選んだのは、荒波吹き荒れる「マグロ漁船」への乗船でした。事故の見舞金として提示された内容と、そこから始まる切実な人間ドラマが、今多くの読者の心を揺さぶっています。

事故の見舞金は「30万円とマグロ1kg」!?

『ツナガール!!』第2話②の物語の幕開けは、あまりにも残酷な現実でした。主人公・あゆかは、大学の入学金を自力で工面しなければならない極限の状況に置かれています。そんな彼女に対し、漁労長から手渡された事故の見舞金の内容は「現金30万円とお土産のマグロ1kg」でした。

周囲からは「入学金ってそのくらいじゃない!?」「とりあえずソレ払っとけば入学取り消しにはならないはず」と楽観的な声が上がります。しかし、この「30万円」という数字と「マグロ」の存在が、彼女を予期せぬ運命へと導くことになります。

その重みが人生を変えた――マグロの重みが与えた覚悟

あゆかにとって、自分の手で抱えたマグロの、ずっしりとした、逃れられないほどの重みは、受験勉強という「陸(おか)」の戦いとは全く質の異なる、圧倒的な「生の感触」でした。

周囲に見舞金30万円を大学の入学金に使うことを勧められるも、彼女の心に深く刻まれたのは、自ら持ったマグロの重みでした。彼女の瞳には、自分の力で何かを掴み取ることへの、かつてない渇望が宿っていました。

自らの価値を証明するため、少女は「女人禁制」の壁へ

あゆかは、単なる金策のために海を目指したのではありません。彼女は夜の港で、自らの存在意義を懸けた「魂の直訴」を敢行します。

「マグロ漁船に、乗せてください!!」

「頑張ることだけはできるから」と食い下がる彼女の必死な姿。大学進学という目先の目的を超え、一人の人間として自立し、自分の価値を世界に叩きつけようとする少女の熱量は、読む者の胸を熱くさせずにはいられません。

【書籍情報】
ツナガール!!
著:町田とし子

『ツナガール!!』表紙 ©町田とし子/日本文芸社

【あらすじ】
「あんたはいいね…妹で。ダメな奴なのに、皆に愛してもらえる」
幼いころから、姉に〝ダメな妹〟というレッテルを貼られ、18年間を生きてきた大山あゆか。

母に愛され、姉に守られ、確かに甘やかされて育った自覚はある――。
でも、そんな自分を変えたくて、少女は決断する!

「マグロ漁船に乗りたいっ!!」

身の程知らずは承知の上!!!
超過酷マグロ漁船に、ゆとり女が自ら志願し挑むッ!!!!

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