イーチンタロット初心者必見! 暗記より大切な「吉凶」の捉え方【一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット】

特徴的な卦から易の吉凶の発想を学ぶ

六十四卦のなかでもいくつか特徴的な卦があるので見ていきましょう。易には代表的な「難卦」があります。しかし、凶を知って乗り越えるのが易経の世界。以下を活用して「八卦」への理解を深めましょう。

易には四大難卦が存在する

 3番「水雷屯」、29番「坎為水」、39 番「水山蹇」、47 番「沢水困」が、凶卦となります。注目してほしいのが、どれも「水」がつくことです。「水」は陰なので苦労や困難を表すことが多いのです。

 ですが、陰(凶)は陽(吉)に転じるというのが易の基本的な考え方。四大難卦が出てもあえていい兆しと読む、誰かを占ったなら、励ましてあげることをおすすめします。そしてそれぞれの卦に対策もあれば、陰(凶)の時期だからこそのすごし方があります。

 このように、思わぬ困難に陥り低迷しているときはすごし方の対策を伝えてあげれば良いのです。逆にこの卦がでたら「良い兆しに向かうチャンス」でもあります。東洋思想の二元論は、陰陽の循環ですべては成り立っていることを念頭におきましょう。

今はじっくりと準備をする時期で、待っていれば道が開ける。

1人の時間を大切にする、学問に専念するといい。

今は進むのを止めていったん足を休める、歩み方を変えてみる。

今がもっとも底、これ以上悪くなることはなく、これから上がっていくだけ。

易の吉卦は注意が必要のサイン

 1番「乾為天」、11番「地天泰」、14 番「火天大有」、19番「地沢臨」、35番「火地晋」、42番「風雷益」、5番「雷火豊」、63 番「水火既済」など、良い結果が書かれている卦は「今が最高潮」であり充実していることから、しだいに陽(吉)は陰(凶)に転じていくことを暗示しています。「完成」したものはやがて崩れ、朽ちることを意味し、破壊と再生を繰り返します。調子の良いときこそ、足をすくわれる、穴に落ちやすいので「今は充実していてとても良いけれど、〇〇が起こるかもしれないから気をつけよう」と考えてください。

 易経の根本思想には「変化」が常にあることを忘れずに、良いことがあっても悪く転じることもあれば、悪いことがあっても良く転じることがあり、それらは容易に起こり得ます。良いことがあれば気を抜かずに、悪いことがあれば希望をもつことです。

 完全なように見えて不完全でもある1番「乾為天」から始まり、63番「水火既済」で完成しますが、64番「火水未済」で未完成に戻ります。1番「乾為天」には、「水火既済」「火水未済」両方が備わっていると感じます。人生のなかで何をスタートとし、ゴールとするか。生まれれば死ぬことが確定していますが、精神性や魂の視点から見ればスタートもゴールもない意識の世界にも見えますね。

 イーチンタロットにはこうした吉凶の考え方が存在します。とはいえ難しく考えなくて大丈夫。まずは64枚のカードの意味をすべて暗記するよりも、実践しながらカードを覚えていくことをおすすめします。

【出典】『一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット』著:愛新覚羅ゆうはん

【書誌情報】
『一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット』
著:愛新覚羅ゆうはん


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「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
皆様、一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
この言葉は易からきています。占いは当たることもあれば外れることもあり、陰陽吉凶で成り立っていることを示します。
つまり、活用するのは吉ですが依存するのは凶ということです。
当てものではなく、出た内容を参考にしながら長い人生の旅路にどう活かすかが大切です。
そして占いの基礎・原点がこの「易」につまっており、このイーチンはその易の要素を多く含んだものとなります。
つまり、この本を手にしたあなたはもう「人生の苦難を乗り越える教えを手にした!」といっても過言ではないでしょう。
しかし、易と聞くと原文が漢文であることから簡単に読み取れないことがハードルで
「難しい!」と敬遠される方も多いのではないでしょうか?
本著では難しい漢文やそれについての和訳・解説はあえてしていません。
「はじめての易(イーチン)」を習得してみたい方向けに「極めてやさしい」作りとなっています。

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