妹を救うため、血塗られた刀を握れ!狂気の『マーダーホテル』で始まる、どん底従業員による「前代未聞の略奪劇」が熱すぎる

借金、病気、戸籍の消失……。

すべてを失い、逃げ込んだ場所が、金持ちたちの「人間狩り場」だったとしたら?

衝撃のサスペンスコミック『マーダーホテル』の主人公(ルームサービス係・834番)が、どん底からダークヒーローへと覚醒していくプロセスが、読者の魂を激しく揺さぶっています。

今回は、緊迫感あふれる第1話のラストで描かれた、主人公の「熱すぎる覚醒と決意」にスポットを当ててご紹介します。

守るべきものは「病床の妹」ただ一人

主人公の青年が、なぜこのような不気味な殺人ホテルの従業員に身を落としたのか――その理由は、病気で入院している妹「美優」の存在でした。

「美優心配すんなよ、お前の病気は必ず良くなるから」

莫大な医療費を稼ぐためなら、どんな泥水をもすする覚悟だった主人公。

しかし、彼が配属されたルームサービス係の裏仕事は、あまりにも悍(おぞ)ましいものでした。

理不尽な暴力への直面、そして迫られる「加害者への加担」

ある日、前総理大臣の客・丘田の部屋にネズミの死骸入りの皿を運んでしまったことで、激怒した丘田から「生贄の女性の乳房を切り落とせ」という残虐な拷問の片棒を担ぐよう命じられます。

「お前も国に貢献しろ」と笑う、絶対的な権力者。

対して、震え、涙を流す、自分と同じ「持たざる者」である生贄の女性。

その女性の泣き顔が、病床で酸素マスクをつけて苦しむ妹・美優の姿と重なった瞬間、主人公の心の中で、何かが完全に弾けました。

衝撃の「引き金」――前総理を刺殺した男の誓い

主人公は、手渡された刀を握り締めると、激しい咆哮とともに前総理・丘田の胸を迷わず突き刺します!

鮮血を吹き出し、呆然と倒れる権力者。

犯してしまった殺人の罪に、一瞬は激しい恐怖と後悔に震える主人公。

しかし、彼はすぐに自らの運命を受け入れ、冷酷で力強い「ダークヒーロー」の目へと変貌を遂げるのです。

「俺には金が必要なんだ……」

「こうなっちまったらしょうがねぇ……血に染まったこの手で……」

「どんな方法を使ってでも……ホテルから金を奪ってやる!!」

ここが熱い!『マーダーホテル』は「逆襲のピカレスク・ロマン」だ

本作の真の面白さは、主人公が単なる「正義の味方」としてホテルに立ち向かうのではない、という点にあります。

彼は自ら血に手を染める悪(ピカレスク)となり、この最悪のホテルから「巨額の富を強奪する」ことを誓ったのです。

イカれた富裕層、そして訳ありで娯楽に飢えた恐ろしい同僚従業員たちが蠢く閉鎖空間で、主人公の「前代未聞のマネー強奪作戦」が幕を開けます。

彼を待ち受けるのは、破滅か、それとも富か?

ハラハラとカタルシスが絶妙に融合した『マーダーホテル』。

この男の生き様を見届けずにはいられません!

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マーダーホテル ( 1)

【漫画情報】
『マーダーホテル ( 1)』/民谷 剛 (著)

特権階級の富裕層だけが利用できる、
完全会員制の宿泊施設「リッチマンズホテル」。

宿泊客に提供されるのは、
何をしても構わない「客室」と、
何をしても構わない「生贄」。

そして、そこで働く従業員は、自由を奪われた身でありながらも、
互いを裏切り合い、騙し合い、命と娯楽を天秤にかけて生きている。

そんな地獄の底の舞台へ、妹の治療費を稼ぐために堕ちてきた、一人の男。
しかし、彼が引き起こした一つの「過ち」により、
その運命は、大きく大きく狂い出す――。

極限の下剋上サバイバル×リベンジクライム、ここに開幕!!

特権階級の富裕層だけが利用できる、
完全会員制の宿泊施設「リッチマンズホテル」。

宿泊客に提供されるのは、
何をしても構わない「客室」と、
何をしても構わない「生贄」。

そして、そこで働く従業員は、自由を奪われた身でありながらも、
互いを裏切り合い、騙し合い、命と娯楽を天秤にかけて生きている。

そんな地獄の底の舞台へ、妹の治療費を稼ぐために堕ちてきた、一人の男。
しかし、彼が引き起こした一つの「過ち」により、
その運命は、大きく大きく狂い出す――。

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