【更年期の新常識】2人に1人の腸内に存在しない?女性ホルモンの代わりになる成分を作り出す「産生菌」の真実【眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話】

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2人に1人はエクオールをつくれない

腸内にエクオール産生菌が存在しない!

 大豆製品を食べれば、必ず腸内でエクオールがつくられるのかというと、実際にはつくれない場合もあります。なぜなら、エクオールをつくり出すために欠かせない「エクオール産生菌」が腸内に存在しない人もいるからです。

 実は、エクオールを腸内でつくれる人は日本人の約半数しかいません。中高年の女性でいうと、つくれる人は51.6%、つくれない人が48.4%。それでも大豆製品を食べる習慣がない欧米人と比べれば、日本人は比較的多くがエクオールを産生できるといえるでしょう。とはいえ、日本人でも若年層は少々異なります。若い女性では20~30%しかエクオールをつくれないというデータも。これは、食生活の変化で大豆製品をあまり食べなくなったことが原因ではないかとされています。

 また、エクオールをつくれるかつくれないかは、更年期の不調とも深く関わっています。それを示すものとして、尿中のエクオール量と更年期症状の関連性を調べた研究があります。24時間の畜尿を行い、尿中のエクオール量を測定。さらに更年期症状についてアンケートで聞き、症状をスコア化しました。すると、尿中のエクオールが多い(エクオールを多くつくれる)人のほうが、更年期症状が軽いという結果が得られたのです。この結果は、同時にエクオールが更年期症状をやわらげる効果がある可能性を示しています。

24時間分の尿をすべて専用の容器に溜める検査方法

半数の人は腸内でエクオールをつくれない

エクオールを多くつくれる人ほど更年期症状が軽い

下記の調査を行った結果、更年期症状の軽い人に比べて重い人の方が尿中のエクオール量が明らかに少
ないことがわかりました。

対象:更年期の女性46人
方法:対象者の更年期指数をスコア化し、症状が軽い群、重い群に分け、24時間尿中のエクオール量を比較

出典:日本更年期医学会雑誌15:28-37, 2007

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話』著:高尾 美穂

【著者紹介】
高尾美穂(たかお・みほ)
医学博士・産婦人科専門医。東京慈恵会医科大学大学院修了。同大学附属病院産婦人科助教、東京労災病院女性総合外来などを経て、女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道の副院長に就任。日本スポーツ協会公認スポーツドクターで、ヨガ指導者でもある。「すべての女性に、よりよい未来を」をモットーに、医療、ヨガ、スポーツの3つの活動を通じ、専門的な知識をわかりやすく伝える啓発活動にも積極的に取り組み、テレビなどのメディア出演、講演活動、stand.fm「高尾美穂からのリアルボイス」でメッセージを発信するなど、多方面で活躍中。『今日も一日ご機嫌で 高尾美穂流生き方ガイド 体も心もいい感じ』(清流出版)『高尾美穂のオトナ世代のこころとからだ相談室』(扶桑社)など著書多数。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 更年期の話』
著:高尾 美穂


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人生のフェーズ変化期間“更年期”の正体と、効果の高い不調の改善法を厳選して紹介!

「更年期はいつから始まる?」「女性ホルモンが減ると体に何が起きる?」「不眠・イライラ・太りやすさはどうすれば改善する?」など、
更年期の仕組みと対策を図解でわかりやすく解説します。

なんとなく体調がすぐれない、気分が落ち込みやすい、急に汗が出る、眠れない――。
そんな不調が続いているのに、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢している人は少なくありません。

しかし実は、その多くは女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少によって起こる“更年期”のサイン。
更年期の仕組みを知らないまま過ごしてしまうと、不調に振り回され、心も体も大きな負担を抱えてしまいます。

また、更年期は人生のフェーズ変化の期間であり、決してネガティブなことばかりではありません。
一定期間のホルモンバランスの乱れを乗り越えた後には、生理痛・PMSが無くなる、または軽くなったり、体としては楽になる人も多くいます。

逆にいえば、更年期の正しい知識と対策を知るだけで、体調や気分は大きく改善します。

『エクオール活用法』『4秒8秒呼吸法』『尿漏れが無くなる骨盤底筋トレーニング』『体が楽になる睡眠の整え方』など、
日常生活で実践できる方法を知れば、更年期ともポジティブに付き合っていけます。

さらに、
「卵巣は40年の期限付きで働く臓器だった」
「更年期の不眠は寝入りの3時間がカギ」
「救世主といわれる“エクオール”のすごい効果」
「つらいときはHRTで改善する」など、
知っておくと一生役立つ更年期の知識も満載です。

これ一冊で更年期の仕組みと対策がすべてわかり、
不安を減らして、これからの人生をもっと元気に過ごせるようになります。

自分のために、そして家族のためにも、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

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