若手の台頭と打線の爆発力で2位をもぎ取ったDeNAベイスターズ！

打線をキープして久々の2位！筒香嘉智のメジャー挑戦で暗雲…！

【2019シーズン成績】
71勝69敗3分
勝率 .507
得 点 596 ③
失 点 611 ⑤
本塁打 163 ③
盗 塁　40 ⑥
打 率 .246 ⑤
防御率 3.93 ⑤

わずか貯金2ではあったが、シーズン2位以上になったのは1998年以来。敗れはしたが、初のCS本拠地開催を果たした。

セ・リーグの他球団と戦力的には拮抗していたが、最終的に2位を勝ち取ったのはやはり中軸の破壊力の差。ソトが43本塁打をかっ飛ばし、本塁打王を獲得し、ロペスが31本、筒香嘉智が29本を記録した。

3〜4月に打率1割台に落ち込み、10連敗の要因になった宮﨑敏郎もきっちりと復調し、打率.284まで持ち直した。その他、神里和毅か打率.279、後半戦には佐野恵太が台頭し、打率.295をマーク。第一捕手の伊藤光も出塁率.352を記録す るなど、脇役もキラリと光り、打ち合いになっても負けない打線を築いた。ただし、オフには筒香のメジャー挑戦が決定しており、来季もこの打線を維持できるかは怪しい。

逼迫していたのは投手陣。今永昇太が春先から絶好調で13勝7敗を挙げたが、濵口遥 大や東克樹が出遅れ。開幕か ら上茶谷大河や大貫晋一のルーキー2人に頼りきりになってしまった。井納翔一や平良拳太郎もともに70投球回しか投げられず。4月からときおり、リリーフ陣で試合を繋ぐ「ブルペンデー」で先発の谷間を埋める事態になってしまった。

リリーフ陣は山﨑康晃が61試合で30セーブを挙げ、守護神の座を守ると、エスコバー、三嶋一輝が70登板超と奮闘。 しかし、砂田毅樹、三上朋也、田中健二朗が勤続疲労もあって満足に投げられず。パットンも42登板で防御率5.15と精彩を欠いた。これまでのマシンガン継投のツケが回ってきた形だ。

【TEAM LEADER】
打率 宮﨑敏郎 .284
本塁打 ソト 43本
打点 ソト 108打点
盗塁 神里和毅 15盗塁
登板 エスコバー 74試合
勝利 今永昇太 13勝
奪三振 今永昇太 186奪三振
セーブ 山﨑康晃 30S
H P エスコバー 38HP

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