西武ライオンズ2022シーズン『がっつり！プロ野球』期待のオーダーはこれだ！

12球団完全データファイル2022

ついにやってくる2022年シーズン。キャンプ、オープン戦、そして開幕に向け、12球団の最新戦力をしっかりとチェックしておこう！プロ野球は今年も熱くて、メチャクチャ面白い！

【今季の見所】山賊打線の立て直しが急務…！明らかに最下位の戦力ではない

昨季は無残にも最下位に終わった西武。打線では森友哉、源田壮亮が気を吐いたが、山川穂高、外崎修汰らが不調に陥り、破壊力を欠いた。大ベテランの中村剛也が打率・２８４、18本塁打と大健闘したが、さすがに全盛期のような本塁打ラッシュは見込めず。兎にも角にも代わりがいない山川と外崎の復調がカギを握る。しかし、打線は底を打っており反転要素は十分。長期離脱の若林楽人が復帰し、昨季２軍で本塁打王を獲得した渡部健人も「おかわり」正統後継者たる存在。新外国人２人を加え、昨季とは一転、大爆発の可能性もなくはない。岸潤一郎、愛斗、川越誠司、ブランドンらも打率を残せるようになれば、即スタメン定着できるパワーを持っている。

意外にも「ジワ伸び」しているのは投手陣。昨季は髙橋光成、松本航、今井達也が防御率３点台でシーズン完走し、後半戦には渡邉勇太朗も先発ローテーションに食い込んだ。與座海人も先発適性を見せており、ある程度、先発陣は固まった。当然ながらドラ１・隅田知一郎をクジで引き当てたのは僥倖。手薄な左の先発を埋めるダイヤモンドの原石であり、新外国人のエンスとともに左右バランスも整いそうだ。リリーフ陣では平良海馬が守護神に成長しており、武隈祥太も好調だったが、それ以降がイマイチ。水上由伸や田村伊知郎などの優先順位を上げ、勝利の方程式を再編したい。