楽天イーグルス2022シーズン『がっつり！プロ野球』期待のオーダーはこれだ！

12球団完全データファイル2022

ついにやってくる2022年シーズン。キャンプ、オープン戦、そして開幕に向け、12球団の最新戦力をしっかりとチェックしておこう！プロ野球は今年も熱くて、メチャクチャ面白い！

【今季の見所】ノンテンダー・西川を確保！打線強化で優勝候補に挙がる

昨季の楽天は投手陣充実の一方で打線の勢いを欠いたが、オフには本気の補強を繰り出した。まずは日本ハムをノンテンダーという名の自由契約になった西川遥輝の確保。ここ数年、１番打者が固まらなかっただけに実力者の西川の加入は大きい。昨季は打率・２３３とやや不調だったが、しっかりと出塁率・３６２を稼ぐ地力がある。悪くともこの出塁率を担保できるリードオフマンは12球団を見渡しても数少ない。マネーゲームにはなったが、実にありがたい収穫だ。昨季は助っ人が機能しなかったが、ギッテンスとマルモレホスの２枚を加え、さらにはソフトバンクを戦力外になったベテラン・川島慶三も確保した。本来であればレギュラー確実の茂木栄五郎や岡島豪郎ですら、競争の中に置かれ、ラインナップにバラエティをもたらすだろう。

投手陣は実力上位。田中将大、岸孝之、則本昂大の三本柱に加え、早川隆久、瀧中瞭太まで５枚が10勝クラス。６枚目の涌井秀章はここが正念場で若手の台頭があれば、リリーフ転向も視野に入る。ブルペンも守護神・松井裕樹が43試合で防御率０・63と破壊力を示せば、宋家豪、安樂智大、酒井知史がフル回転で昨季は防御率２点台。オリックスにも引けをとらない充実ぶりだ。昨季は主砲・浅村栄斗のプチ不振にも泣いたが、残塁減が即ち優勝に直結する。