高山俊が8試合ぶりの8号2ランホームラン

9月3日、富田林バッファローズスタジアムで行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、代打で途中出場した高山俊は、2打数1安打2打点1HR。8号2ランホームランを放ち、8試合ぶりの一発で1軍昇格へアピールした。

6回、1アウト1塁の場面で、渡辺諒の代打で打席に立った高山俊は、オリックス・バファローズ4番手・前佑囲斗の3球目ストレートを完璧に捉え、ライトスタンドへ運ぶ一時同点の8号2ランホームランを放った。

高山俊は岡田監督から復活を期待され、春季キャンプは1軍スタートも、開幕は2軍で迎えていた。ウエスタン・リーグ開幕後も打率1割台と苦しんだが、4月の後半からヒットがコンスタントに飛び出すようになり、現在は好不調の波はあるものの、打率.232と再浮上の兆しを見せている。

7月は、2日のオリックス・バファローズ戦から8試合連続ヒットを放つなど、打撃好調を維持し、完全復活の予感を漂わせていた。

8月は、7月28日の広島カープ戦から続いていた8試合連続ノーヒットを、8月13日の広島カープ戦でストップし、この試合で11試合ぶりの7号ソロホームランを放ち、打撃再浮上の兆しを見せ、そこから3試合連続安打を記録。

高山俊には、近本光司、ノイジー、森下翔太と現状固まりつつある外野スタメンの牙城を崩し、阪神タイガース打線をさらに調子付かせる起爆剤となってもらいたい。

岡田監督が待ち望んだ本来の姿で、高山俊が1軍昇格を果たし、近本光司、大山悠輔と共に、阪神タイガース打線を牽引する存在になってもらいたい。