山瀬慎之助が反撃のタイムリーヒットで2試合連続安打

6月4日、鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、「8番・捕手」で先発出場した山瀬慎之助は、4打数1安打1打点。反撃のタイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

10回、1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った山瀬慎之助は、日本ハムファイターズ7番手・石川直也の5球目122kmナックルカーブを捉え、レフトへ反撃のタイムリーヒット。浅野翔吾のセンターへの一時逆転の2点タイムリースリーベースヒットを呼び込んだ。

山瀬慎之助は、5月5日の中日ドラゴンズ戦でヒットを放つなど、1軍で少ない出場機会の中でも結果を残そうと食らいついていたが、5月28日に2軍降格となっていた。

1軍では今シーズン、ベテランの小林誠司が4月14日の中日ドラゴンズ戦、5月4日のヤクルトスワローズ戦でスタメンに抜擢されたが、出場中に9失点、6失点。先発2試合、途中出場11試合の中で投手の自責点は「27」、防御率6.94と期待される結果を残せておらず、2軍降格の危機に直面している。さらに打率も.000とわずか8打席ではあるが、1軍レベルでは寂しい状況だ。

山瀬慎之助が2軍でしっかりと結果を残し、小林誠司から1軍捕手の座を奪い取ることができるか注目だ。