高寺望夢が3安打猛打賞

7月10日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に、「1番・遊撃」で先発出場した高寺望夢は、4打数3安打1盗塁。3安打猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。

3回、1アウト1塁の場面で打席に立った高寺望夢は、くふうハヤテ先発の早川太貴の2球目122kmスライダーをセンターへヒットを放ち、3試合ぶりの安打を記録した。

さらに、6回ノーアウト1塁の場面で、高寺望夢はくふうハヤテ2番手・池谷蒼大の5球目120kmカットボールをセンターへヒットを放ち、マルチヒットを記録した。

最後は8回、先頭打者で打席に立つと、高寺望夢は再び池谷蒼大の5球目120kmカットボールをライトへ運び、3安打猛打賞を記録した。

高寺望夢の3安打猛打賞は、6月1日のソフトバンクホークス戦以来、21試合ぶりに記録した。

高寺望夢は今シーズン1軍出場はなく、2023年から1軍昇格を果たせておらず、木浪聖也不在のこのチャンスに1軍へ昇格すべくアピールを続けている。

3安打猛打賞を記録し、1軍昇格へ猛アピールした高寺望夢には、木浪聖也不在でチャンスがある阪神遊撃スタメン争いに割って入る存在になってもらいたい。