戸井零士がタイムリーヒットで直近4戦打率.364

7月17日、杉本商事バッファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「8番・三塁」で先発出場した戸井零士は、3打数1安打1打点1四球。タイムリーヒットを放ち、直近4戦打率.364を記録し、1軍昇格へアピールした。

9回、1アウト1、3塁のチャンスの場面で打席に立った戸井零士は、オリックスバファローズ4番手・宇田川優希の4球目141kmフォークをライトへタイムリーヒットを放った。

ルーキーイヤーの昨シーズンは、ウエスタン・リーグで69試合に出場し、139打数20安打、2本塁打、13打点、打率.144という結果に終わり、今シーズンは確実性を高めていく一方で、パワーヒッターとして頭角を現したいとオフに肉体改造を試みた。

戸井零士は近本光司に似た打撃フォームも改良し、プロの球に対応できるようになった。一番力を出せるポジションで球を待てており、追い込まれてからでも右に流してヒットにできる確率が増えたと手応えを感じている。

タイムリーヒットを放ち、直近4戦打率.364を記録し、1軍昇格へアピールした戸井零士には、大山悠輔、佐藤輝明に割って入る存在に成長してもらいたい。