海軍カレーは美味い? 敬礼の角度も違う? 漫画『ソウヨク』に学ぶ、旧日本軍「陸軍と海軍」の強烈なカルチャーギャップ【漫画 ソウヨク~零戦と隼~】

大企業でも部署が違えば全く文化が異なるように、旧日本軍における「陸軍」と「海軍」は、まるで別の国の組織のように文化が違いました。

ソウヨク~零戦と隼~』は、陸軍の軍人が海軍に潜入するというストーリーを通して、当時の軍隊の「カルチャーショック」を面白く描いています。

ビジネスパーソンも唸る、組織文化の違いを見てみましょう。

「敬礼で肘を張らない」海軍独自の合理的ルール

海軍の制服を着て基地に潜入した陸軍の三郎は、さっそく海軍式のルールを叩き込まれます。その一つが「敬礼」です。

陸軍のように肘を張って敬礼すると、海軍の次郎から「海軍は艦内の活動が多いから敬礼は肘を張らないんだ」と注意されます。

狭い艦内という職場環境が、独自のビジネスマナー(所作)を生み出していることがよくわかります。

食文化とコミュニケーションの決定的な違い

基地の食堂では、さらに驚きの光景が待っていました。

三郎が驚いたのは、海軍の豪華な「カレーライス」です。

配膳されたカレーを見て「いよいよ飯だ!」と興奮する三郎の姿から、当時の陸軍と海軍の待遇(食生活)の差が垣間見えます。

また、海軍では戦闘機のエンジンをかける際に「コンタクト!」と英語を用いるなど、組織における使用言語やモダンな文化の違いも詳細に描かれています。

まとめ:異文化組織へ放り込まれた男のサバイバル術

陸軍という「自社」の常識が一切通用しない海軍という「他社」へ、突然出向させられたような三郎の状況。

しかも、身分を偽っているためミスは許されません。

文化も常識も異なるアウェイの環境で、彼がどうやって海軍パイロットとして生き抜いていくのか?

組織論や歴史に興味がある方にも強くおすすめできる一作です。

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ソウヨク~零戦と隼~

【漫画情報】
『ソウヨク~零戦と隼~』/滝沢 聖峰 (著)

兄弟は同じ空を見上げ、違う海と大地で戦った。
海軍に所属する兄・次郎。陸軍に所属する弟・三郎。
ともに戦闘機パイロットであり双子の兄弟が、ほんの戯れに入れ替わってしまい、軍靴の響き轟く戦時下で数奇な運命をたどるーー!

戦記漫画の雄・滝沢聖峰が描く、太平洋戦争。

兄弟は同じ空を見上げ、違う海と大地で戦った。
海軍に所属する兄・次郎。陸軍に所属する弟・三郎。
ともに戦闘機パイロットであり双子の兄弟が、ほんの戯れに入れ替わってしまい、軍靴の響き轟く戦時下で数奇な運命をたどるーー!

戦記漫画の雄・滝沢聖峰が描く、太平洋戦争。

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