「かさぶくろ」と「紙コップ」だけで驚異の滞空時間!科学の力で化ける最強の飛行機づくり!!【楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおうち実験教室】

待ちに待った夏休み!

でも、子どもたちにとって毎年頭を悩ませるのが夏休みの自由研究です。

そこで、今年は親子で楽しめる「おうち実験」にチャレンジしてみませんか?

今回は「飛行機が空を飛ぶしくみ」の実験を紹介します。

「かさぶくろ」がよく飛ぶ飛行機に大変身!

雨の日などデパートやお店の入り口でよく見かける、ぬれたかさを入れるビニールの細長いかさぶくろを使って、紙飛行機よりもずっと長い時間空を飛び続ける、驚きの飛行機を作ることができます。

この飛行機は身近な材料だけで、とても簡単に作れるのが魅力です。

作り方は、まずかさぶくろをふくらませ、口を輪ゴムで結びます。

ふくろのはしはセロハンテープで留めて、空気が漏れないようにしておきます。

そして、この輪ゴムで結んだ方に紙コップをつけます。

さらに、紙コップのふちから5㎝離した位置にビニールテープを1周しっかりと巻きます。

次に、色画用紙を使って飛行機の翼を4枚作ります。

直角三角形の形に切り、それぞれに1㎝ののりしろを作っておきます。

この翼4枚をかさぶくろの周りにはりつければ、滞空時間の長い最強の飛行機が完成します。

「紙コップ」と「翼」がうみ出す
安定した飛行のひみつ

どうして、ただの細長くて軽いかさぶくろに、紙コップと翼をつけるとこれほどよく飛ぶようになるのでしょうか?

その飛行のしくみを科学的に考えてみましょう。

まず、ふくらませただけのかさぶくろに何もつけない状態でそのまま投げてみてください。

すると、空気の抵抗を受けてふらふらと揺れ、まっすぐに飛ばず、すぐに落ちてしまうことが多いはずです。

しかし、先端に紙コップをつけると、かさぶくろの前の方が少し重くなります。

この「前が少し重い」という状態が非常に重要で、重心が前に移動することにより、投げたときに飛行機がふらつかず、しっかり前へと進む推進力が生まれるようになります。

さらに、後ろ側にはりつけた4枚の翼が風をしっかりと受け止め、空中で姿勢を安定させる役割を果たします。

これらの工夫が組み合わさることで、驚くほど安定した美しい飛行が可能になるのです。

まっすぐ一直線か、くるくる回転するか、
「翼」の不思議な実験!!

このかさぶくろ飛行機は、翼をつける位置や角度を少し変えるだけで、空中での飛び方がガラリと変化するおもしろい特徴を持っています。

翼をつける位置は、基本的にはだいたいで大丈夫です。

しかし、翼をまっすぐ平行にはりつけると、飛行機は空中で回転することなく、すーっとまっすぐ一直線に美しく飛んでいきます。

一方で、翼を少し斜めに角度をつけてはりつけてみてください。

すると、投げたときに飛行機がくるくる回りながら飛んでいくようになります。

このように、同じ飛行機でも翼の取り付け方一つで「まっすぐ飛ぶ」か、「くるくる回りながら飛ぶ」かという異なる飛び方を、実験を通して観察することができます。

実験を行うときは、場所(十分な広さのある所ところ)を選び、絶対に人に向けて飛行機を飛ばさないように安全に気を配りながら、親子で楽しんでみましょう。


【書誌情報】
『楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおうち実験教室』
著者:まえママ


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科学ってまるで魔法みたい!
理系脳が育つおうち実験あそびを元小学校の理科の先生が教えます。

身近なペットボトルやストロー、風船や卵を使って、親子であそべる実験を紹介。
掲載している実験は、ワクワク、不思議な変化がいっぱいで、子どもウケ抜群のものばかりです。
子どもの「なぜ?」「どうして?」に答える解説つきなので、ご自宅であそびながら科学への興味を引き出し、理系の思考力を伸ばすことができます。
かんたんなものから、自由研究に使える本格派まで難易度別に、3歳~小学生までのお子さま向けの実験を紹介しています。
おうちでお子さまとできるあそびをお探しの親御さん必見です。
夏休みの自由研究のまとめかたも解説しています。

★掲載している実験例★
・【簡単な実験】スライム
・【簡単な実験】混ざらない水
・【食べられる実験】ミラクルあわあわ
・【食べられる実験】フリフリ手作りアイス
・【食べられる実験】光るかき氷
・【動きがすごい実験】最強のシャボン玉
・【動きがすごい実験】海底火山の大噴火
・【ミラクルな実験】海底にねむる沈没船
・【ミラクルな実験】ファンタジーフォレスト
・【チャレンジ実験】DNAを取り出そう
・【チャレンジ実験】マジック貯金箱

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