中日・上林誠知が国内FA権行使を熟考へ|阪神は8年ぶりFA補強に向け獲得調査に着手

今オフのフリーエージェント(FA)市場において、中日ドラゴンズの上林誠知の動向が大きな注目を集めている。

本人はFA権行使を「熟考」中日への思いと権利の間で模索

上林誠知は今年9月に国内FA権を取得した。今後の権利行使について上林誠知本人は、中日への思いはもちろんある。ただみんなが取れる権利でもない。すぐに判断するよりはいろいろ考えてというところと語り、中日への思いを示しつつも選択肢を広げて熟考する姿勢を見せている。

今季は右膝の故障により一軍合流が8月中旬まで遅れたほか、9月3日の広島戦で投球を受けて左人さし指を骨折し、25試合の出場にとどまった。

現在はリハビリとウエートトレーニングに汗を流しており、10月中には完治する見込みで、来季に向けた影響は、なさそうだ。

昨季魅せた本来の実力と「Cランク」という魅力

中日移籍2年目となった昨季(2025年)、上林誠知は134試合に出場して打率.270、17本塁打、52打点、27盗塁を記録し、見事な復活を果たした。強肩堅守の外野手としても評価が高く、甲子園のような広い球場でも力を発揮できると期待されている。

さらに、今季年俸は4,600万円で、獲得しても金銭補償や人的補償が発生しない「Cランク」に該当する点も、補強を目指す他球団にとって大きな魅力となっている。

阪神が8年ぶりのFA補強へ向け獲得調査を開始

こうした状況のなか、阪神タイガースが上林誠知の権利行使に備えて獲得調査を進めていることが判明した。阪神がFA補強に踏み切れば、2018年オフの西勇輝投手以来、実に8年ぶりとなる。

阪神が補強に動く背景には、今季3冠王に輝いた佐藤輝明にメジャー移籍の可能性があることや、リーグ3連覇がかかる来季からセ・リーグにDH制が導入されることなどが挙げられる。阪神は上林誠知の打撃力や守備力を評価しており、今後の動向を注視していく構えだ。

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