【広島】国内FA権取得の森下暢仁、去就の行方は?球団は「宣言残留」容認、巨人の獲得調査やメジャー移籍の可能性も

今季9月に国内フリーエージェント(FA)権を初取得した広島東洋カープのエース右腕・森下暢仁を巡り、その去就に大きな注目が集まっている。

広島球団が残留要請とともに「宣言残留」を認める方針を示す一方、読売ジャイアンツをはじめとする他球団の動向やメジャー挑戦の可能性も含め、慎重な熟考が続いている。

広島球団の対応:「宣言残留」を認める方針

広島の鈴木清明球団本部長は10月15日、マツダスタジアム内で取材に応じ、今オフのFA交渉で「宣言残留」を認める方針を明らかにした。鈴木本部長は当然残ってほしい。FA宣言しても残りたいのであれば、残ればいいと語り、球団として残留要請を伝えている。

これに対し、森下暢仁は15日に残ってほしいということは言われたとしつつも、本格的な球団との交渉についてはまだ決まっていないと話すにとどめ、権利行使に向けて慎重に熟考を重ねる姿勢を見せている。

安定した実績と高い市場価値

森下暢仁は2019年にドラフト1位で広島に入団し、ルーキーイヤーの2020年に10勝を挙げて新人王を獲得した。通算7年間で3度の2桁勝利、通算60勝を記録しており、東京五輪決勝の米国戦で5回無失点の好投を見せ金メダル獲得に貢献するなど、大舞台での実績も十分。

今季は23試合に登板して7勝11敗、防御率3.60、137回2/3を投げました。規定投球回にはわずかに届かなかったものの、1年目から7年連続で120イニング以上を投げるイニングイーターとしての高い計算力と安定感は、他球団からも極めて高く評価されている。

巨人が獲得調査へ、メジャー挑戦の選択肢も

もし森下投手が国内FA権の行使を宣言した場合、読売ジャイアンツが獲得調査に乗り出す方針であることが分かっている。今季の巨人は戸郷翔征の故障離脱や山崎伊織のコンディション不良などで先発ローテーションのやりくりに苦しんだ経緯があり、確実性の高い先発右腕として森下暢仁を注視している。また、巨人に限らず複数球団が水面下で調査を進めているとされている。

さらに、森下暢仁は元々メジャー志向が強いことでも知られている。今オフのポスティングシステム申請による渡米や、来季日本で再び圧倒的な成績を残してからメジャーを目指す可能性も含め、国内他球団への移籍にとどまらない幅広い選択肢を視野に去就を検討すると見られている。

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