【少年野球】≪平日はお家でバッティング練習①≫ボールに正しく力を伝えるドリル【高校野球から逆算した少年野球/デキる選手を育てる方法】

 甲子園優勝校を追い詰めた元高校野球監督が「お父さんコーチ」になって考えた、デキる選手を育てる方法! 今回は、お家の中でもできる練習メニューを紹介します。

<ボールに正しく力を伝えるドリル>

 私が子どもの頃と違って、今は公園など多くの屋外施設でボール遊びが禁止されています。学校から帰ってきた子どもが野球の練習をしたくても、そもそもボールを使える場所がないという現実があります。
 だからこそ、自宅など屋内でも取り組める練習メニューは、現代の子どもたちにとってとても大切です。今回は、お家の中でもできる、身体の使い方を向上させるドリルを紹介します。

<用意するもの>
①プラバット(プラスチック製の玩具のバット)
②穴あきプラボール(カーテンなどの布に向かって打つために使用)
③ペットボトル


軟式ボールや金属バットを使わなくても、プラボールとプラバットで身体の使い方や操作性などを向上させる練習は可能です。

インパクトで身体の伸び上がりを抑えよう

ボールを打つ際、インパクトに向けて身体が浮いてしまい(身体の伸び上がり)、ボールに力が伝わらない選手が多くいます。そこで有効なのが、次のドリルです。
【1】トップハンド(後ろ手)でバットを持つ
【2】プラボールをペットボトルの上にセットする(置く場所は前足を基準とする)
【3】ボトムハンド(前の手)はお腹を押さえるようにする(右手なら左脇腹、左手なら右脇腹あたりに触れる位置に置く)
【4】スイングを始める前、顎を前の肩に乗せるくらいの位置に固定する(ペットボトルは低いため、身体は少し前傾になります)
【5】ゴルフのアプローチのように上から下にしっかりと体重をかけてインパクトする

上記を踏まえてスイングする際、次の4つのことを意識してください。
・インパクト前からインパクト後まで顔を動かさない
・前の肩に乗っていた顎が、スイングしたあとは後ろの肩に乗るようにする
・打つ瞬間、腹部に置いているボトムハンドを使ってお腹に力を入れる(腹圧)
・インパクトの際に手首は使わないようにする

文章で読むと少し難しく感じるかもしれませんが、実際にやってみると簡単ですのでお家で試してみてください。

(注)掌屈(手首を手のひら側に曲げる動作)や橈屈(手首を親指側に曲げる動き)、背屈(手の甲の方向へ手首を反らせる動き)など、手首の使い方には様々なメリット・デメリットがありますが、今回は「身体の伸び上がり」についてのドリルなのであえて手首を使わない、という表現にしてあります。

【撮影協力】中野セネタース
(記事提供:ヤキュイク)

著:伊豆原真人

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