固まらない謎を追え!フルーツ酵素の本格実験!!【楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおいしいおうち実験教室】

生のフルーツを入れるとゼリーが固まらない!?

科学の実験は、いつも成功するとは限りません。

実験の環境、条件、細かな分量によって結果が左右されることもあるからです。

しかし、その「失敗」こそが最大の学びのチャンスです。

ゼリーを作る時、「生のパイナップル」や「生のキウイ」を入れると、冷蔵庫で何時間冷やしても全く固まらなくなるという驚きの現象をご存知ですか?

「おなじように作ったのに、どうしてこのフルーツだけ固まらないの?」と、首をかしげる瞬間こそが、まさに謎解きに挑む絶好のタイミングです。

ゼラチンを固めなかったのは何だ!?

実はゼラチンが固まらなくなったのは、生のフルーツの中に潜む「プロテアーゼ」という酵素の仕業なのです。

この酵素は、ゼラチンの成分であるコラーゲン(タンパク質)のあみ目(繊維)をチョキチョキと切って、バラバラに分解してしまう強い力を持っています。

あみ目(繊維)が切られてしまうと、水分を閉じ込めるための絡まり合っていたコラーゲンが作れなくなるため、いつまで経ってもサラサラの液体のままなのです。

子どもに説明するときは「目に見えない小さなハサミがフルーツの中に隠れているんだね!」と、ミクロの世界を一緒に想像してみましょう。

加熱したフルーツなら固まる?
条件を変えて検証しよう!

「じゃあ、どうすればちゃんと固まるフルーツ入りのゼリーを作れるの?」という疑問に対して、どうすれば固められるか、解決策を見つけるために試行錯誤するのも実験ならではの体験です。

実はプロテアーゼという酵素は熱に弱い性質があります。

そのためフルーツを一度加熱するか、すでに加熱処理されている「缶詰のフルーツ」を使えば酵素の働きが失われるので、ゼリーを固めることができます。

実験の条件を少し変えて比較しながら、成功条件を探すプロセスは、お子さんの論理的な思考力を大きく伸ばしてくれます。

ぜひキッチンで科学者になりきって、実験に挑戦してください!

【書誌情報】
『楽しくあそんで理系力が育つ!魔法のおいしいおうち実験教室』
著者:まえママ


【Amazonで購入する】

あそんで、食べて学べる、魔法みたいな科学の力!
元小学校の理科の先生が
「食べられる」おうち実験あそびで子どもの好奇心を伸ばします。

この本では、卵やゼラチン、砂糖、マシュマロやグミなど
身近な「食べられる」ものを使って
かたまる・溶ける・ふくらむ・わかれるなどの「なぜ?」を解説。
むずかしい料理やお菓子はありません。
市販のお菓子を使って簡単にできる実験もあります。
手軽にできて、子どもが「わぁ!」と驚く楽しい実験を集めました。

成分や温度による魔法みたいな変化が
子どもの「なぜ?」「どうして?」を引き出します。
目で見てびっくりしたギモンに答える
まえママの科学解説つきなので、
おもしろいだけじゃない、びっくり体験を通して
あそびながら科学的な思考力を身につけることができます。
そして実験あそびのあとは、
おいしく食べられちゃうのもうれしいポイント。

かんたんなものから、自由研究に使える本格派まで難易度別に、
3歳~小学生までのお子さま向けの実験を紹介しています。

お子さまが自分で必要な材料を揃えるための
「科学者のお買いものリスト」つき。
材料や道具の必要量を計算したり、
お買いものでお金の計算などの生活経験も身につけることができます。

【掲載している実験例】
・食べられるスライム
・つかめる水玉
・変身グミのマシュマロさん
・光るステンドグラスクッキー
・あめ玉deわたあめ
・砂糖の宝石 琥珀糖
・こんがり雪山
・ぷよんぷよんロール

この記事のCategory

求人情報

インフォテキストが入ります