なぜ今四柱推命なのか――。愛新覚羅ゆうはんさんから聞いた「未来を当てるためではなく“自分らしく生きるための知恵”四柱推命」

新刊『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』(日本文芸社 刊)本文/著者・愛新覚羅ゆうはんさんインタビューより、四柱推命の世界を紐解いていきます。(第1回/全8回記事)
占いの結果に振り回されて疲れていませんか?
「今年は空亡(天中殺・大殺界)だから何もしてはいけない」「占いで凶と出たから不安でたまらない」――。
そんなふうに、占いの結果や「吉凶」の言葉に一喜一憂し、行動を制限してしまった経験はありませんか?
「占いは、人を怖がらせたり、未来を決めつけたりするためのものではありません」
そう語るのは、風水師や四柱推命など東洋占術の占い師として多方面で活躍する愛新覚羅ゆうはん先生です。
新刊『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』(日本文芸社)のインタビューにおいて、ゆうはん先生は
「四柱推命の本来の目的は、当てもの(未来予知)だけではなく、自分の偏りを知ってより豊かに生きるための“人生の教養”である」と強調します。
古くから「占いの帝王」とも称される四柱推命ですが、なぜ今、現代の私たちが学ぶべきなのでしょうか?
その本質を紐解きます。

自然界に「完璧」がないように、人にも必ず「偏り」がある
四柱推命の根底には、古代中国から受け継がれてきた東洋思想(「十干(天干)・十二支(地支)」「陰陽思想」「五行思想」)があります。
自然界を観察してみると、強い日差しは作物を育てますが、照りつけすぎれば大地を干からびさせてしまいます。
雨も大地を潤す恵みですが、降りすぎれば洪水という災いをもたらします。
四柱推命では、この日差しや雨そのものを「良い」「悪い」と決めつけることはしません。
見ているのは、あくまでその「強弱(エネルギーの偏り)」です。
強すぎるなら和らげる方法を考え、足りないなら補えばいい。
自然本来のバランスである「中和」に戻すことこそが、四柱推命の最も大切にしている視点です。
私たち人間も自然の一部です。
生まれながらに完璧なバランスを持って生まれてくる人はいません。
感情的になりやすい人、慎重すぎて動けない人、情熱はあるけれど持久力がない人――。
誰もが何かしらの「偏り」を持って生まれてきます。
四柱推命は、生まれた年月日時から導き出される「命式」を通してその偏りを可視化し、「足りないものをどう補い、過多なものをどう抑えればいいか」を教えてくれるツールなのです。
「天」「地」「人」という三才思想――運命は一つに決まっていない
「運命はすべて生まれた瞬間に決まっていて、変えられないのではないか?」
そう不安に思う方もいるかもしれません。しかし、ゆうはん先生は「同じ生年月日に生まれた人でも、まったく同じ運命をたどることはありません」と語ります。
東洋占術には、「天」「地」「人」という三才思想(天の時・地の利・人の和)があります。
- 天の時:生まれ持った運やタイミング
- 地の利:生まれ育った場所や環境、社会的な条件
- 人の和:自分自身の心のあり方、人との関わり方、努力や選択
命式が示すのは、あくまで「天の時」――いわば人生の「設計図」や「種」のようなものです。
同じ品種の木の種であっても、日当たりのよい肥沃な土地に植えられるか、風雨にさらされる岩場に植えられるかによって、育つ姿は大きく異なります。
大切なのは、自分の「種」がどんな性質を持っているかを知り、それに合った環境を選び、自らの意志で水や肥料を与えていくことです。
宿命に縛られるのではなく、宿命を理解して主体的に活かすことこそが、四柱推命の真の醍醐味といえます。
自分のリズムを知れば、生きるのがぐっと楽になる
「なぜあの時期は苦しかったのか」
「なぜ今、立ち止まっているように感じるのか」。
人生には春夏秋冬のサイクルがあります。
冬の時期に種を蒔いても芽が出ないように、人にも「動くべき時期」と「静かに力を蓄える時期」が存在します。
四柱推命によって人生のバイオリズムを俯瞰できるようになると、うまくいかない時期があっても自分を責める必要がなくなります。
「今は冬の準備期間だから、じっくり学びに充てよう」と前向きに捉え直すことができるようになるのです。
吉凶に振り回される占いを卒業し、自分という人間を深く理解し、よりよく生きるための「一生ものの教養」として、四柱推命に触れてみてはいかがでしょうか。
【出典】『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』著:愛新覚羅ゆうはん
『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』
『『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』
~運命の波を知り、人生をより豊かに変えるために~
著:愛新覚羅ゆうはん/発行:日本文芸社
「漢字ばかりで難しい」「用語が覚えられない」という従来の四柱推命のハードルを一新!
自分の命式を1枚の「風景画」=ビジュアルとして直感的にイメージし、一生の運気の波を読み解く画期的なアプローチを採用した決定版。
過去・現在・未来の運勢をつなぐ「100年運命年表」の作り方も詳しく収録。

「命式」が、一枚の“風景画”に
四柱推命では、漢字・文字や表が並び、「難しそう」と感じる人も少なくありません。
そこで本書では、生年月日時から導き出したそれぞれの要素を、自然の風景など具体的なイメージに置き換えて読み解くという方法を提案します。
例えば
「春の終わりに光輝く大地が広がる命式」
「太陽が照りつける常夏の海辺のような命式」
「雨が降り注ぐマングローブ林のような命式」──。
五行や季節、自然の象意を組み合わせることで、自分だけの「運命の景色」を描き出していきます。

人生100年までを俯瞰!自分だけの「運命年表」をつくる
自分が持って生まれた「運命の景色」がわかったら、次に読み解くのは、時間とともにその景色がどう変化していくのか。
四柱推命では、10年ごとに巡る「大運」や、1年ごとの「年運」などから、人生の運気の流れを読み解きます。
本書の総仕上げとなるPART9では、それまでに学んだ命式の風景画、大運、年運、五行、合・冲、空亡などを組み合わせ、0歳から100歳までの「運命年表」を作成することができます。

本書目次の紹介


【著者紹介】
愛新覚羅 ゆうはん
作家、デザイナー、開運ライフスタイルアドバイザー(占い・風水)。中国黒龍江省ハルビン市生まれ。映画「ラスト・エンペラー」で知られる清朝の皇帝・愛新覚羅一族の流れをくむ。5歳のときに来日し、幼少期から備わっていた透視能力に加え、東洋・西洋あらゆる占術に精通し、占い師として20年で延べ25,000人以上を鑑定。おもに、占いの3つの大道といわれる風水や四柱推命、易経などをもちいて、「人と運と暦」の関係性を独自に研究、発信しながら、中小企業向けの講演会や暦を活かしたセミナーを行う。古神道歴は20年以上で、神社アテンドは全国で満員が相次ぐ。2020年より陶器上絵付け作家として国立新美術館で作品展示をするなど、多岐にわたって活動している。著書に『手放すと開運風水』(エクスナレッジ)、『家も人生も浄化する! 拭くだけ開運風水』(河出書房新社)、『いちばんやさしい風水入門』(ナツメ社)、『神さま・仏さまとのご縁のつなぎ方 』(ブティック社)』、『一番わかりやすい はじめ
ての四柱推命』(日本文芸社)などがある。著書累計部数は32万部を超える。
【書誌情報】
『一番わかりやすい 運勢を読み解く ビジュアル四柱推命』
著:愛新覚羅ゆうはん
自分の性質と一生の運の流れを、
ビジュアルで直感的に捉える新しい四柱推命本!
過去・現在・未来を一本の線でつなぎ、
あなただけの「運命の景色」の導き方を大解説します。
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