ピンを狙うから崩れる!スコア80台へ導く「120ヤード以内オン&2パット」の引き算マネジメント

「130ヤード以上のアイアンショットがグリーンに乗らない」

「せっかくグリーンの近くまで来たのに、アプローチが寄らずにボギーやダボになる」

「パットで3パットを連発してしまう…」

このようなスコアの停滞に頭を抱えていませんか?

スコア100前後のゴルファーの多くは、「パーオン」や「アプローチをピンそば1メートルに寄せること」など、完璧なプレーを追い求めがちです。しかし、実はその「欲」こそがスコアを崩す最大の罠です。

『ゴルフは気持ち』第22話では、ハンデ20の神田さんに対して、シングルプレーヤーが完璧主義を捨て去る「引き算のマネジメント」を伝授します。

この型を実践するだけで、無理だと思っていた「80台」のスコアが現実味を帯びてきます。

「130ヤード以上は乗らなくていい」という割り切り

神田さんは「130ヤード以上のアイアンはほとんどグリーンオンしない」と悩んでいました。これに対し、シングルの稲垣氏は次のように目標設定を切り替えることを提案します。

「アイアンは、120ヤード以内ならオンさせる、と決める。それ以上の距離は、無理に乗らなくても構わない」

  • なぜ120ヤードなのか? 

    アマチュアがミドルアイアンやユーティリティで無理にピンを狙うと、力んで大きなミスに繋がります。「130ヤード以上は最初から乗らなくて当たり前」と割り切り、120ヤード以内を確実に乗せることに集中するだけで、大叩きのリスクは極限まで減少します。

寄せは「乗るだけで合格」!完璧なアプローチは不要

次にアプローチです。「グリーン周りからピンに全然寄らない」と嘆く神田さんに、稲垣氏は力強く言います。

「寄せでOK(パットが簡単に入る距離)に寄せることなんか、誰だって難しいんです!とにかくグリーンに乗せることだけで十分、乗るだけで素晴らしい!」

ピンにぴったり寄せようと欲張ると、アプローチのミスやプレッシャーに繋がります。 アプローチの目的は「とりあえずパターが打てる場所にボールを乗せること」。

これだけで精神的にどれほど楽になるか、想像してみてください。

パッティングは「平均3パット」から「とにかく2パット」へ

パターに一番自信がなく、平均3パットをしてしまう神田さんに対し、稲垣氏のアドバイスは非常にシンプルです。

「平均3パットもしょうがない。とにかくグリーンに乗せて2パットでいく、これだけを頭に入れてください」

2パットで収めるための鍵は、1打目でカップに寄せることではなく、「絶対に3パットさせないための2打目を残す」ことです。

ファーストパットの距離感だけに集中する、といった「大ケガをしない」意識が、結果的に3パットを劇的に減らし、スコア80台への道を切り開きます。

カンちゃんの「80台達成」ロードマップ

この引き算マネジメントをまとめると、以下のシンプルな「型」になります。

  1. ドライバー:得意なスライス系の正確さで勝負(フェアウェイキープ優先)
  2. アイアン:120ヤード以内ならグリーンオンさせる
  3. 寄せ:とにかくグリーンに乗せるだけで100点
  4. パット:とにかく2パットで収める

稲垣氏は「18ホールこの型で回れば、70台は無理でしょうが絶対に80台は出ます!」と太鼓判を押します。

完璧な一打を求めるのをやめ、自分の限界を受け入れた「引き算のゴルフ」こそが、大人のスコアアップの極意なのです。

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