友だちはいなくても問題なし?友だち作りは子どもに任せるべき理由【発達が気になる小学生のおうちサポート帖】

先生と友だちと「対人関係の悩みごと」とおうちサポート

友だちの力は大きい

 子どもにとって、友だちの影響は大きなものです。友だちがいるからがんばれる、やってみようとチャレンジできることもあるかもしれません。

 小学校低学年のころは、教室での席が近い、通学路が途中まで同じ、好きなキャラクターが同じなど、身近な共通点から友だちになることもあります。一緒に遊ぶ仲間でくっついたり離れたりすることも多い関係性です。

 高学年になると、特定の仲間ができ、気の合う関係を重視します。その分、そこに入れない相手を分けて考えるような見方も出てきて、グループ意識が強くなり、複雑化していきます。

 親としては、友だちがいるのか、どのような付き合いをしているのかなど気になるところかと思います。

イラスト:こやまもえ

友だちって?

 一緒に遊ぶのが友だち? 一緒に帰るのが友だち? 助けてくれるのが友だち? クラスメイトは全員友だち? ひとりでいる子は友だちいない? 子どもの考える友だちと、おとなの考える友だちは違うかもしれません。成長していくなかで、変化していく存在でもあります。

 本人が気にしていないなら、無理に友だちをつくらせようとしなくても大丈夫。子どものペースに任せてみましょう。子どもが楽しく学校生活を送れることが大切だと思います。

【出典】『発達が気になる小学生のおうちサポート帖』監修:湯汲英史

【監修者情報】
湯汲英史
公認心理師・精神保健福祉士・言語聴覚士。早稲田大学第一文学部心理学専攻卒。現在、公益社団法人発達協会常務理事、練馬区保育園巡回指導員などを務める。
著書に『0歳〜6歳子どもの発達とレジリエンス保育の本―子どもの「立ち直る力」を育てる』(Gakken)、『子どもが伸びる関わりことば26―発達が気になる子へのことばかけ』(鈴木出版)、『ことばの力を伸ばす考え方・教え方―話す前から一・二語文まで―』(明石書店)、監修書に『心と行動がよくわかる図解発達障害の話』(日本文芸社)など多数。

【イラストレーター】
本田佳世、こやまもえ

【書誌情報】
『発達が気になる小学生のおうちサポート帖』
監修:湯汲英史、イラスト:本田佳世/こやまもえ


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「自分の気持ちを伝えられない」
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