【蛯名正義】最後の重賞レースで手綱を取る馬との縁とは!?

2月28日中山競馬場で行われる「中山記念」。
このレースにゴーフォザサミットに騎乗する蛯名正義騎手にとって、騎手人生最後の重賞レースとなる。
蛯名騎手は、これまでにJRAのGIレースで26勝を挙げている。
1987年のデビューから積み上げた勝利は2539勝(2月21日現在JRA史上4位)など、数々の偉業を成し遂げたトップジョッキーの一人である。
その功績を少し振り返ってみようと思う。
初勝利はデビューから1か月ほど過ぎた1987年の4月12日。
記録を見て意外なのが、重賞初制覇まで掛かった時間である。なんとデビューから6年の歳月を要していたのだ。
そしてGI制覇となるとデビューから9年も要しており、遅咲きの部類だ。(ちなみに同期の武豊は2年目の19歳8か月で菊花賞を制覇し、史上最年少のクラシック制覇を成し遂げている)
しかし、そこからは1999年エルコンドルパサーと2010年ナカヤマフェスタとの出会いがあり、凱旋門賞では未だに日本人最高となる2着を2度も経験。
2010年にアパパネを牝馬3冠に導き、その中でもオークスではサンテミリオンとJRAのGI史上初の同着決着を経験。
また1995年にはフジヤマケンザンで香港カップを勝っているが、実はこれが日本馬による海外グレードレース初制覇となっている。(騎手では武豊が1991年に達成)
少し振り返ってみても、なかなか稀な体験をしているトップジョッキーである事がわかる。
そんな数々の偉業を達成してきた蛯名騎手にも達成出来なかった事がある。
それはダービー制覇である。
過去25回ダービーに騎乗したが、2012年・フェノーメノと2014年・イスラボニータの2着が最高で、勝つことは叶わなかった。
そこで重賞最後のレースで騎乗するゴーフォザサミットだが、蛯名騎手が青葉賞で勝利に導き、ダービーの権利を得て最後にダービーで騎乗した馬である。
近走の成績はお世辞ながらも良いとは言えないが、ダービー制覇の夢を果たせなかった蛯名騎手最後の重賞レースで、その時の借りを返す走りをゴーフォザサミットには期待したい。
果たしてゴーフォザサミットは、蛯名騎手にどんな恩返しをするのか?
発走は、2月28日 中山競馬場11レース15時45分予定。
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