「何をやっても痩せない」は肝臓のせい?新常識「MASLD(新脂肪肝)」の原因と即実践できる3つのダイエット食習慣

血糖値を急上昇させない、糖質の量を決めて食べる食習慣3「たんぱく質ファースト!」

 食事のときに、なにをどの順番で食べるかは重要。それによって太りやすくなったり、太りにくくなったりするからです。例えば、食物繊維が豊富な野菜などを最初に食べる「ベジファースト」。食物繊維は糖質の吸収をゆるやかにする働きがあるので、あとから食べる糖質による血糖値の上昇を抑えてくれます。血糖値がコントロールできるので、糖尿病の傾向がある人はこの方法はおすすめです。

 けれども、筋肉を増やして「やせる体」をつくるためには、たんぱく質が最も必要です。食物繊維はお腹がふくれるので、先に食べてしまうと十分な量のたんぱく質を摂取できません。そこで、食物繊維や糖質よりも先にたんぱく質を食べる「たんぱく質ファースト」をおすすめします。

 たんぱく質も吸収速度が遅いため、糖質の吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を防ぎます。また、消化にも時間がかかるので、満腹感を感じて、あとから食べる糖質の量も自然と減ってきます。新脂肪肝を治してやせるためには、たんぱく質→食物繊維→糖質の順に食べるのがベストです。

やせたいならたんぱく質が多い食材を先に食べる

やせるために必要なのはたんぱく質。
ベジファーストではたんぱく質を減らす原因に

肉類や魚介類、卵など。筋肉のもとになる重要な栄養素。摂取してから体内の吸収に時間がかかるため、あとから食べた糖質の吸収をゆるやかにする効果も。

野菜や海藻、きのこなど。人間の消化酵素で分解できないため、体内に吸収されない栄養素。整腸作用や糖質、脂質の吸収をゆるやかにする作用がある。

ご飯、パン、麺類など。血糖値の急上昇を抑制する食べ方と適切な量を意識して食べること。体のエネルギー源として欠かせない栄養素なので過剰な制限はNG。

たんぱく質が豊富な食材を先にしっかり食べておくことで
筋力アップ】【血糖値の上昇がゆるやか】【満腹感アップ】【食べすぎ防止】 に!

丼にして食べる、おすすめテクニック♪ 肝臓の「脂肪燃焼丼」

 肝臓の「脂肪燃焼丼」とは、盛りつけを気をつけることで、代謝力&筋力アップに欠かせない栄養素を適切な順番でバランスよく摂取できる食べ方のこと。実際は丼スタイルにする必要はないのですが、この方法だと、増やしたいたんぱく質をしっかりとることができ、糖質をベストな量に抑えても物足りなさを感じません。

おすすめの食材

【たんぱく質】

牛もも/豚ヒレ/鶏もも/魚/ゆで卵

【食物繊維】

キャベツ/ほうれん草/きのこ類/レタス/切り干し大根/ひじき/こんにゃく/ブロッコリー/オクラ/にんじん/ごぼう/じゃがいも・さつまいも(ひかえめに)

【糖質】

ごはん

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳 / イラスト:てらいまき


まとめ【ガマンの減量から「肝臓をいたわる」賢いダイエットへ】

 「一生懸命カロリー制限をしているのに、まったく体重が落ちない……」
もしあなたがそんな壁にぶつかっているなら、それは努力の量ではなく、肝臓に溜まった脂肪と「代謝の異常」が原因かもしれません。

 これまで「お酒を飲む人の病気」と思われがちだった脂肪肝ですが、現代においては糖質の摂りすぎなどによる「MASLD(新脂肪肝)」、いわば“肝臓メタボ”に悩む人が急増しています。しかし、恐れる必要はありません。新脂肪肝を改善するために必要なのは、過度な絶食ではなく「血糖値を急上昇させない工夫」です。

・食前に大さじ1杯の「薄めたお酢」を飲む
・食前に5gの「高カカオチョコレート」を食べる
・「たんぱく質→食物繊維→糖質」の順番で食べる

 今回紹介したこれらの習慣は、どれも今日から、次の食事からすぐに始められるものばかり。食べる順番を少し変えるだけ、ひと手間プラスするだけで、あなたの肝臓は本来の「代謝力」を取り戻し、自然と痩せていく体へと変わっていきます。

 頑固な脂肪とサヨナラして、健康で太りにくいカラダを手に入れたい――。そう願う方は、ぜひ栗原毅先生・栗原丈徳先生の著書『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』を手に取り、新脂肪肝のさらに詳しいメカニズムと豊富な実践プログラムをチェックしてみてください。あなたのダイエットの常識が、ガラリと変わるはずです。

文:ラブすぽ編集部

【『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著者紹介】
栗原 毅
栗原クリニック 東京・日本橋院長
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶應義塾大学大学院教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋の院長を務める。日本肝臓学会肝臓専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『ズボラでもラクラク!内臓脂肪がスルッと落ちる超悪玉コレステロールも減らす自宅でできる名医のワザ!』(三笠書房)、『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)など監修書・著書多数。
ーーーーー
栗原 丈徳
栗原ヘルスケア研究所所長
1982年、東京都生まれ。歯科医師。鶴見大学歯学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。日本抗加齢医学会、日本咀嚼学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本サルコペニア・フレイル学会などの会員。「予防歯科」「食と健康」をテーマに活動をしている。特に「口の健康と全身疾患との関連性」について大学や介護施設などで積極的に講演も行っている。

ページ: 1 2 3 4 5

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


【Amazonで購入する】
【DMMブックスで購入する】

『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!

お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。

これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。

つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。

本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。

その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。

新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!

この記事のCategory

求人情報

インフォテキストが入ります