巨人2022シーズン『がっつり！プロ野球』期待のオーダーはこれだ！

12球団完全データファイル2022

ついにやってくる2022年シーズン。キャンプ、オープン戦、そして開幕に向け、12球団の最新戦力をしっかりとチェックしておこう！プロ野球は今年も熱くて、メチャクチャ面白い！

【今季の見所】打線はともかく投手陣が脆弱か！？Ｖ奪還は先発陣にかかっている

昨季は中盤まで首位争いを繰り広げていたものの、終盤に10連敗を含む大失速。ＣＳで阪神に一矢報いるのがやっとだった巨人。打線には実力者が揃っており、丸佳浩や岡本和真は波はあれど、均せば十分な成績を収めている。昨季は梶谷隆幸が案外だったが、フル稼働できなかったとしても松原聖弥が控えており、野手陣は充実している。一考の余地が残るのは捕手。大城卓三は守備面、小林は打撃面に課題があり、いずれもリードが他球団に読み解かれているきらいもある。ここは岸田行倫らの若手捕手を積極起用して、流れを変えたい。

投手陣はエース不在。近年は菅野智之が故障頻発でフルシーズンの見込みが立たず、戸郷翔征も前半戦に２軍再調整を余儀なくされるなど本格化ならず。チームトップの11勝を挙げた髙橋優貴が実質的なエースになっているが、まだ圧倒的な存在とは言えない。メルセデスや山口俊は安定はしているが、突き抜けもせず、５〜６枚目に入ってくるような若手の台頭がない。リリーフ陣も圧倒的ではなく、ビエイラとデラロサも波が荒い。中川皓太が離脱すれば、ガタガタになっても不思議ではない。ただ、打ち勝つ野球を前提とするならば、十分に逃げ切れるだけの枚数は揃っている。新外国人に加え、完調ならば30本塁打を狙える中田翔。打って打って打ちまくるのが今季の勝ち筋になりそうだ。