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強力打線でリーグ優勝したものの防御率はリーグ最下位!

超強力打線が引き続き大爆発!も投手力不足でCSで涙…!

【2019シーズン成績】
80勝62敗1分
勝率 .563
得 点 756 ①
失 点 695 ⑥
本塁打 174 ②
盗 塁 134 ①
打 率 .265 ①
防御率 4.35 ⑥

もはや12球団ナンバーワンの打線と言い切れる西武打線。3番・浅村栄斗が楽天にFA移籍したが、今年は森友哉がギアを上げて打率・329、23本塁打、105打点で首位 打者を獲得し、3番の穴を埋めた。

その他、山川穂高は本塁打王、中村剛也は打点王、秋山翔吾は最多安打、金子侑司は盗塁王を獲得。セカンドに収まった外崎修汰も息切れなく、攻守で活躍し、打線は余力を見せ付けた。

しかし、肝心の投手陣は引き続き防御率リーグ6位のまま。新外国人のニールが破竹の11連勝を挙げたが、昨季活躍した多和田真三郎や榎田大樹が不振に陥り、若手の今井達也や髙橋光成がイニングを稼いで援護を待つ状況になってしまった。

ただし、菊池雄星が抜けた穴を考えれば、最善のリカバリーはできたようにも思える。リリーフ陣では増田達至が復活し、平井克典と小川龍也も奮闘したが、枚数は足りない。平井克典は歴代2位の81登板を記録したが、後半戦不調にも関わらず、投げ続けるほかなかった。

残留を勝ち取ったマーティンとヒースがともに安定せず、苦しい状況になってしまったことは痛恨だ。それでも高卒2年目の平良海馬が後半戦に台頭し、球団最速タイの158キロを記録。楽しみな逸材が出てきた。

だが、CSでは投手陣が決め手を欠き、屈辱の本拠地4連敗。悲願の日本シリーズ進出に向け、課題は明白だ。さらに秋山翔吾がメジャー挑戦の意向を示しており、来季は打線も苦しくなってくるはず。

【TEAM LEADER】
打率 森友哉 .329
本塁打 山川穂高 43本
打点 中村剛也 123打点
盗塁 金子侑司 41盗塁
登板 平井克典 81試合
勝利 ニール 12勝
奪三振 今井達也 105奪三振
セーブ 増田達至 30S
H P 平井克典 41HP

写真:あもあもだいち

 

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