中川勇斗が1号3ランHR放つなど4打点の活躍

6月24日、ナゴヤ球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「8番・DH」で先発出場した中川勇斗は、5打数2安打4打点1HR。1号3ランホームランを放つなど4打点の活躍で、1軍再昇格へアピールした。

6回、1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った中川勇斗は、中日ドラゴンズ2番手・鈴木博志の2球目145kmツーシームをレフトスタンドへ運ぶ1号3ランホームランを放った。

さらに、8回1アウト2塁のチャンスの場面。中川勇斗は中日ドラゴンズ4番手・石森大誠の6球目133kmフォークをレフトへタイムリーヒットを放ち、マルチヒットを記録した。

2度のチャンスをものにし、1号3ランホームランにタイムリーヒットで4打点を稼ぐ大暴れを見せた中川勇斗が1軍再昇格へ大きく前進した。

中川勇斗は、2021年ドラフト7位で阪神タイガースに入団した強肩強打の捕手だ。今シーズンは、沖縄キャンプ中にも一時、一軍キャンプに合流するなど、岡田監督から注目されていた。5月30日にプロ初昇格を果たし出番こそなかったが、ブルペンで1軍投手陣の球を受けるなど、9日に出場選手登録を抹消となるまでの11日間で貴重な経験を積んでいた。

1号3ランホームランで打撃の調子を更に上げ、今度は坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入る存在として、1軍再昇格を勝ち取ってもらいたい。

中川勇斗が1軍昇格を果たし、坂本誠志郎と梅野隆太郎の阪神タイガース正捕手争いに割って入る活躍を見せることができるか注目だ。