3年ぶり4度目の甲子園出場決めた二松学舎大附に注目！東東京地区の過去10年の甲子園での戦いとは！？【がっつり！甲子園2021】

全国49地区 夏の大会データベース
【東東京】

直近6大会に限って見れば、東東京は関東第一と二松學舍大附が代表の座をめぐってデッドヒートを繰り広げている。この2強対決に割って入り、番狂わせを演じるのは？

《2021年 センバツ結果》出場なし

●甲子園での戦い＆夏の展望
関東第一が一歩リード！二松學舍大附の巻き返しや番狂わせはあるのか？

近年の東東京は関東第一と二松學舍大附が壮絶な覇権争いを繰り広げている。そこに帝京、大森学園、上野学園、日大豊山、都立小山台などが絡んできて引っかき回すというのが基本的な構図であり、今夏もその構図に大きな変化はなさそうだ。

今夏の本命は関東第一。東西分かれることなく行われる春季東京大会では決勝まで勝ち上がり、関東大会でも準Ｖに輝いている。

ライバルの二松學舍大附はというと、春季大会では西東京の日大三に惜敗したものの、４強入り。まさに東東京の片翼だ。この二松學舍大附が夏までにどこまで仕上げてくるか。東東京大会の見どころのひとつといえる。

今夏、この２強対決に絡み、番狂わせを狙っているのはプロ注目のエース床枝魁斗擁する修徳をはじめ、春季大会８強の大森学園や都立の雄・小山台ら。春季大会こそふるわなかったものの強豪として君臨する帝京や日大豊山などの底力も決してあなどれない。どのチームも夏に照準を合わせ、本気で勝負に挑んでくるはずだ。

番狂わせはあるのか、あるとしたらどこが演じるのか、これもまた東東京大会の見どころのひとつといえる。

全国49地区夏の甲子園DATABASE【関東編】

本命vs対抗の2強対決にいくつかの強豪が絡み、「今年は強い」とされる中堅校がサプライズ的に引っかき回す──。それが関東各地区の基本的な構図だが、今夏はその構図に微妙なズレが生じている。やはり本命か？　それとも対抗か？　はたまたサプライズが起きるのか？

初夏の関東地方大会に例年にない異変が？！

関東の夏の地方大会に限っていえば、本命対抗（ライバル校）の争いが軸になる。その軸に、春季大会ベスト４やベスト８の常連チームや中堅ながら「今年は強い」とされるチームなどが絡む、というのが基本的な構図だ。対抗勢力がジャイアントキリングを巻き起こすこともあるが、おおむね本命や対抗が勝ち抜く。チームの仕上げ方や県大会の戦い方をよく知っているからだ。

ところが今夏、いくつかの地区でその軸が微妙に揺らいでいる。

たとえば埼玉。花咲徳栄や浦和学院をおびやかしているのは吉野創士擁する昌平だ。あるいは千葉。有薗直輝擁する新興勢力・千葉学芸の勢いに注目が集まっている。

群馬では前橋育英と健大高崎の決勝は風物詩的行事といえるが、関東学園大附や東農大二の猛追はスルーできない状況だ。山梨もまた歴代最強と呼ばれる駿台甲府の勢いが注目されている。今夏、本命や対抗は絶対王者とは呼べないのである。

だからこそ面白い。だからこそワクワクする。だからこそ目が離せない。今年の関東も熱（暑）い！

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2年ぶりの夏が戻って来た！自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち！この夏の主役候補たちに大接近！春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手！ドラ１候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み！甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ！高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !